塩ラーメン専門店「ユキノマタユキ」(港区芝5、TEL 03-6400-4171)が、三田駅近くにオープンして3カ月がたつ。
店主は、北海道ラーメン店「鈴木のみせ」や「円山」(以上、神奈川県)などで13年間経験を積んだ、石塚雄一郎さん。店舗は「豚骨醤油ラーメン 學虎」跡。外から来店客の顔が見えないように、のれんを長くしたという。席数はカウンター11席。
コンセプトは、「深く降り積もった雪(雪ノ又雪)」。石塚さんは「壁や食器は白色で統一し、メニュー名も雪に関連する花の名前にした。安心・安全・おいしさを考え、国産素材にこだわった塩ラーメンを提供する」と話す。
ラーメンは、北海道産小麦の中細麺と鶏ガラや昆布、にぼし、かつお節のうま味を抽出したスープが特徴。メニューは、穂先メンマや鶏・豚チャーシュー、きざみ柚子などをトッピングした「雪華(ゆきばな)」(750円)やチャーシュー増しの「牡丹雪(ぼたんゆき)」(980円)、国産レモンと鶏チャーシュー、ネギ、ブラックペッパーなどをトッピングした「風花(かざばな)」(900円)、つけ麺「粉雪(こなゆき)」(850円)などを用意する。
サイドメニューは、「鮭いくら丼」(450円)や「葱(ねぎ)チャーシュー丼」、「鶏のネギソースかけ」、「よだれ鶏」、「紅湯水餃子」(以上300円)など。
ドリンクメニューは、「エビス中瓶」(550円)を用意する。客単価は930円。
「今後は冷やしラーメンなど新しいメニューを増やしていく予定。『塩ラーメンといえば、ユキノマタユキ』と言ってもらえる店にしたい」と石塚さん。「こだわりの食材を使った塩ラーメンを提供している。期待を裏切らない味なので、ぜひ一度ご来店いただければ」とほほ笑む。
営業時間は、11時~翌4時(日曜・祝日は23時まで)。