「日本酒バル 萬亮(まんりょう)」(品川区南品川6、TEL 03-6810-3738)が9月2日、大井町駅近くのすずらん通りにオープンした。経営は萬亮(港区)。
2016年に浜松町にオープンした「日本酒専門店 萬亮」(港区)の姉妹店。ビジネスシーンでの利用が多い浜松町店と比べ、大井町店ではプライベートでの利用を想定する。店舗面積は約8坪。席数は、カウンター席6席、テーブル席12席。全席禁煙。
「少人数のグループやカップルのデート利用のほか、一人飲みも歓迎」と店主の稲村亮太さん。同店では、利き酒師の資格を持つ稲村さんが選んだ日本酒約40種類を提供する。ラインアップは、福島の「一歩己(いぶき)」(100ミリリットル=600円)、愛知の「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」、奈良の「風の森」(以上、同=750円)など。
そのほか、「富乃宝山(とみのほうざん)」(650円)、「クラフトマン多田」(600円~)などの焼酎、「鳳凰美田(ほうおうびでん)秘蔵梅酒」(600円)、「調濃厚ヨーグルト酒」(750円)などの果実酒をそろえる。「プレミアムモルツ香るエール」(550円)、「ウーロンハイ」(500円)、「ジンジャーエール」(450円)なども用意する。
フードメニューは、「刺し身の盛り合わせ」(時価)、「生がき」(800円~)、アジのなめろう(600円)、「本日の煮込み」(800円)などを用意する。「アスパラ梅しそつくね」(以上600円)、「だし巻き卵」(700円)、「海鮮おこげあんかけ」(900円)、「旬魚のしゃぶしゃぶ」(時価)など。「日本酒好きの人が、あまり飲まない人とも一緒に楽しめる店にしたい。日本酒以外のドリンクやフードメニューも充実させた」と稲村さん。
店長の栗林悠さんは「今後は目玉となるフードメニューを作っていきたい。日本酒は、季節や仕入れ状況により珍しい銘柄を提供する日もある。来るたびに新しい味と出合える店になれば」と笑顔を見せる。
営業時間は15時~23時。日曜・祝日定休。