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品川駅港南口近くに「伊右衛門カフェ」 お茶中心にバランス良い食事を提案

「伊右衛門カフェでテークアウトできるのは品川店だけ」と話す店長の都築さん

「伊右衛門カフェでテークアウトできるのは品川店だけ」と話す店長の都築さん

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 「伊右衛門カフェ品川店」(港区港南2、TEL 03-5843-4277)が12月23日、品川駅の港南口近くにオープンした。運営は伊右衛門サロンなどを展開するカフェ・カンパニー(渋谷区神宮前5)。

「伊右衛門の御膳・竹」。おむすびは「ささみ明太」、スープは「生姜の香る参鶏湯」、抹茶ラテ

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 12日に川崎でオープンしたフルサービスの「伊右衛門カフェ」に続く2店舗目。品川店では、カウンターサービスとテークアウト販売を行う。既存の飲食ブランド「伊右衛門サロン」に比べて、よりカジュアルで日常的に手早く使える飲食店として開業した。コンセプトは「お茶を中心にバランス良く。身も心も健やかに。より良く生きるWell-Being(幸福)な生活の提案」。店舗面積は約30坪で、席数は66席(テラス席を含む)。

 食事メニューは「伊右衛門の御膳」の「松」(1,090円)、「竹」(980円)、「梅」(840円)。「松」は野菜のおばんざい2種とお肉のおかず、「竹」は野菜のおばんざいとお肉のおかず、「梅」は野菜のおばんざいが付くほか、4種のスープ、6種のおむすびからそれぞれ1種を選ぶ。追加で50円支払うと「季節のスープ」や「季節のおむすび」からも選択が可能。「水出し抹茶入り煎茶」(150円増し)や「抹茶ラテ」(300円増し)、「ミニみつ豆」(200円増し)などを付けることもできる。単品メニューは「ねばねばネギトロのどんぶり」(950円)や「茶美豚の根菜とん汁」(530円)などのスープ類、「おむすび」(150円~)など。

 平日は、スープ・おむすび・お茶がセットになった「伊右衛門日替わり朝ごはん」(500円)や野菜のおばんざい1種と唐揚げ2個が付いた「伊右衛門の日替わりお昼ごはん」(900円)も販売する。

 ドリンクメニューは「宇治抹茶ラテ」(540円、濃いめ=740円)のほか、植物乳で作った「フローズンベジ抹茶スムージー」の「紫梅」や「白練」(以上860円)などがある。アルコールメニューでは、伊右衛門の水出し茶を使った「茶割り」(ウオッカ=650円、焼酎=480円)なども(価格は全て税別)。

 客単価は1,000円前後。ターゲット層は品川で働く男女のビジネスマンや地域の住民を想定する。

 店長の都築亮さんは「手早く利用できるように、メニューはおむすびが中心。いろいろな食材をバランス良く食べられ、ボリュームが選べるよう工夫した」と話す。「日本茶の良いところは性別問わず、皆さんに昔から親しまれているところ。今後は、品川で働いている方のオアシスとなり、茶室のようにリラックスできる店にしていきたい」とも。

 営業時間は8時~23時(土曜・日曜・祝日は11時~)。

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