「とん汁とからあげの専門店 ばくばく」(港区芝4、TEL 080-3733-8989)が田町の芝4丁目交差点近くにオープンして1カ月がたった。
店舗面積は約6坪、席数はカウンター8席で全面禁煙。店内は和食料理店をイメージした内装にしたという。
オーナーの久保隆広さんは、地元の福岡にある中華料理店で修業。その後ベンチャー企業で中華料理店の店舗展開に携わった。独立後は九州料理を提供する居酒屋などを経営している。開店の経緯について、「居酒屋のランチメニューで一番人気だった唐揚げをメインに出店しようと考えていた。そのタイミングで、オリジナルブレンドのみそを造れる『佐野みそ』の存在を知り、豚汁と唐揚げという外れのない組み合わせで専門店を開くことを思い付いた」と話す。
フードメニューは、豚汁(大)と唐揚げ(2個)の「とんから定食」や、豚汁(小)と唐揚げ(4個)の「からあげ定食」(以上850円)のほか、「とん汁定食」や「ハーフ定食」(以上690円)など。定食にはご飯、小鉢、漬物が付く。単品で「とん汁」(400円)と「からあげ(1個)」(100円)も提供する。
料理のこだわりについて、久保さんは「唐揚げは九州風のオリジナルで、衣は薄くてサクサク、中身がぎゅっと詰まっているのが特長。定食の米には、会津坂下(ばんげ)コシヒカリを使っている」と話す。
ドリンクメニューは「ビール小瓶」(400円)や「ハイボール」(350円)、「ウーロンハイ」「緑茶ハイ」(以上320円)、「ウーロン茶」「緑茶」「コーラ」(以上200円)などをそろえる。
テークアウトメニューは「からあげ弁当」(500円)、「とん汁」(300円)、「持ち帰りからあげ」(大5個=480円、追加1個=100円)。
今後の展望について、「唐揚げのおいしさは海外にも通じる。いずれ海外進出もしたい」と久保さん。「店舗の場所は少し分かりづらいが、訪れたお客さまにおいしいと好評いただいている。一度足を運んでもらえれば。お一人でのちょい飲みなどにも気軽に利用してほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は平日=11時30分~15時、17時~21時、土曜=11時30分~15時。日曜・祝日定休。