ヴィクトリアンパブ「ザ・ローズ&クラウン 田町店」(港区芝5、TEL 03-5418-6756)が田町駅構内にオープンして3カ月がたった。運営はJR東日本フーズ(台東区)。
「ザ・ローズ&クラウン 田町店」入り口階段(提供:ザ・ローズ&クラウン 田町店)
同ブランドは、多業態飲食店を経営するダイナック(新宿区)が都内で展開する。同店はフランチャイズ1号店。
場所は同駅構内の南改札横、三田口(西口)方面。「アイリッシュパブ・スタシェーン 田町店」跡。内装は、ビクトリア調の木彫りやステンドグラスなどの英国調度品を用いて、英国パブ風に仕上げたという。店舗面積は約347平方メートル、席数は102席。
店長の杉本祥吾さんは、フランチャイズ加盟の経緯について「同系列店のブランド知名度による集客力や商品力、サービス、運営ノウハウを吸収したいと考えた。今後も企業コラボレーションや人事交流によるスキルアップを図りたい」と話す。
フードメニューは、店内で焼き上げる「自家製ローストビーフ」(150グラム=2,200円、200グラム=2,860円、300グラム=3,980円、450グラム=5,720円)、ビール酵母で仕上げた「ビアチップス」(レギュラー=570円、ラージ=780円)、「フィッシュ&チップス」(ハーフ=840円、レギュラー=1,180円)、「スモーク盛り合わせ」(950円)、「シェパーズパイ」「イングリッシュガーデンサラダ」(以上780円)などを用意する。
ドリンクメニューは、サントリーの東京・武蔵野ブルワリー(府中市)特別限定醸造のハウスビール「ローズビール」(レギュラー=660円、1パイント=950円)、「ローズハイボール」「クラウンハイボール」「ヴィクトリアハイボール」(以上700円)、ハウスワイン赤・白(グラス=560円、デキャンタ=2,050円、ボトル=2,800円)、カクテル各種(レギュラー=650円、ラージ=800円)のほか、ウーロン茶(480円)、ジンジャーエール(520円)などのソフトドリンクを提供する。
利用客のターゲット層として、平日は近隣のオフィスワーカー、ランチタイムや週末はファミリー層やシルバー層の地域住民、港区スポーツセンター(芝浦1)帰りの利用者を想定する。
オープン後の反応については、「『好立地なのでオープンを心待ちにしていた』という声も寄せられた。開店して間も無いが、多くのリピーターに支えられている」と杉本さん。「気軽に立ち寄っていただき、当店自慢のおいしいビールと料理を堪能してもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は、平日=11時~23時、土曜=12時~22時。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス感染症対策として、消毒用アルコールを設置し、席の間隔を空けて営業する。店員はマスクを着用し、毎日の体調を確認する。