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西小山で「にしこやまつり」開催迫る カレーフェスと駅前マルシェを合同で

西小山駅前

西小山駅前

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 西小山エリアの地域イベント「にしこやまつり」が10月16日、駅前と近隣店舗で開催される。主催は品川区。

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 同イベントは、2017(平成29)年から始まった「えばら観光フェア」を前身に2020年、スタートした。実行委員会代表の藤本佳子さんは「昨年は新型コロウイルス感染症の拡大防止のため小規模で開催し、小山八幡神社(荏原7)を中心に街歩きのプログラムを企画した。宣伝はほとんどしなかったが、参加者に進呈した250個のキーホルダーが1時間でなくなるなど、地域住民に楽しんでもらえた実感があった」と話す。

 今回は、近隣の飲食店が参加する「カレーフェス」と駅前マルシェを組み合わせる。開催に伴い、新たに西小山のキャラクターを考案。「新・西小山音頭」に「恋の小山の西小山」、「西小山小唄」に「恋の山々西小山」というフレーズがあることから、背中に羽が生え、ハートを抱えているキャラクターが誕生した。名前は未決定。デザインは「品川ゆかりアーティスト」で、中延・昭和通り商店会のマスコットキャラクター「しょうちゃん」の生みの親でもある深澤ユリコさん。

 カレーフェスは現在38店が参加予定で、店ごとにカレーに関するメニューを販売する。この日限りの特別メニューを提供する店も。「西小山にはカレー店やネパール料理店が多く、以前にカレーのイベントをしてみたいと飲食店の店主たちと話したことが企画のきっかけ」と藤本さん。来店客には先着1500人にオリジナルグッズ「西小山てぬぐい」を進呈する。

 参加店は、カレーカフェ「小さかった女」(小山5)やネパール料理店「バルピパル」などがカレーを提供するほか、イタリア料理店「Cizia」ではカレーパン、喫茶店「Cielo di Tokio(チェイロ デ トキオ)」ではカレードリア、青果店「808plus(ヤオヤプラス)」ではカレーの材料になる野菜セット、「Café Amicalement(カフェ アミカルモン)」(以上、小山6)ではカレーシュークリームなどを用意する。

 駅前マルシェには、アクセサリーやオリーブオイル、ハチミツなどの物販ブースを設ける。出店数は10店ほどを予定する。

 「今回誕生した西小山のキャラクターは、来年の『西恋山イルミネーション』開催時に名前コンテストを開催する」と藤本さん。「緊急事態宣言が解除され、西小山では久しぶりにシャッターを開ける店も。子ども連れで楽しめる日にしたい」と意気込む。

 開催時間は駅前が11時~17時、カレーフェスは各店の営業時間に準じる。

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