韓国フライドチキンブランド「CRISPY CHICKEN n' TOMATO(クリスピーチキンアンドトマト)荏原町店」(品川区中延5、TEL 03-6421-6069)が荏原町商店街にオープンして3カ月がたつ。ブランド運営はE-MATE(新宿区)。
場所はレストラン&バー「ムスカン」隣。店舗面積は8坪。テークアウトのみ。
同ブランドは、既存の飲食店に韓国フライドチキン業態を導入する「シェアリングブランドサービス」で運営し、全国に約250店を展開する。サービス展開の経緯について、同社広報の中田有香さんは「別ブランドのかき氷店を運営する際、韓国フライドチキンの宅配サービスを始めたところ、冬場の売り上げをカバーできた。その後に新型コロナウイルス感染症が流行し、売り上げ減に困っている飲食店にノウハウを提供したかった」と話す。
荏原町エリアでの開店理由について、中田さんは「これまでのメインターゲットは韓国好きな20代女性だったが、お年寄りや家族連れにも食べてもらえる機会を増やしたかった。地元住民に愛されている昔ながらの荏原町商店街を選んだ」と話す。
フードメニューは、骨なしクリスピーチキンの「ヤンニョムチキン」、「ブラックアーリオチキン」(ミニ=874円、ハーフ=1,609円、フル=2,905円)、「コチュマヨチキン」(同=939円、同=1,706円、同=3,110円)、サイドメニューの「プリダチーズボール(3個入り)」(399円)などを提供する。
そのほか、「CCTオリジナルチキン」(ミニ=799円、ハーフ=1,490円、フル=2,678円)、「フルーツトマトチキン」、「ハニーマスタードチキン」、「マグマチキン」(以上、同=874円、同=1,609円、同=2,905円)、「チーズサワークリームチキン」(ハーフ=1,706円、フル=3,110円)、「コチュマヨチーズボール」(486円)、「ホットチーズボール」(399円)、「オリジナルトッポギ」(734円)なども。フードメニューを注文すると、追加料金なしでコーラと大根の酢漬けのチキンム(大根の酢漬け)が付く。
ドリンクメニューは、「韓国サイダー」「ぶどうボンボン」「ももボンボン」(以上、280円)などをそろえる。
利用客は店頭注文のほか、専用アプリで注文・決済すると、店併設のピックアップロッカーから商品を受け取ることもできる。デリバリーはUber Eats、foodpandaに対応する。想定客単価は2,600円。
「年配の方の来店も多く、ソースなしの『オリジナルチキン』や味の濃くない『ハニーマスタードチキン』なども人気メニュー」と中田さん。「同ブランドを含む複数業態を1つの店に集約した新業態の展開も始めた。業態を多様化し、ブランドの認知度を上げていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~23時。新型コロナウイルス感染症対策として店員はマスクを着用し、アルコール消毒の設置、店内の換気を行う。