見る・遊ぶ

品川エリアで河津桜が咲き始める 例年より遅め、花海道や林試の森公園で

鮫洲入江広場の河津桜

鮫洲入江広場の河津桜

  • 30

  •  

 東京都の最高気温が2月最終週から15~18度台まで上がり、広域品川エリアでは河津桜が咲き始めた。

現在は5分咲き

[広告]

 京急鮫洲駅と立会川駅近くの勝島運河沿いのしながわ花海道(品川区東大井2)や鮫洲入江広場(同)では河津桜を背景に、桜の木にとまるメジロの写真を撮影する人などが見られた。

 しながわ花海道は、立会川商店街と鮫洲商店街が中心となって始めた緑化プロジェクト。全長2キロにおよぶ勝島運河の土手に1.5メートル四方の約1200区画を用意し、NPO法人「しながわ花海道」(南大井4)が管理する。

 同NPO理事の永尾章二さんは「広場の河津桜は5分咲きを迎えている。今年の冬が寒かったためか、前年より7~10日ほど遅い。菜の花は咲き始めたばかりで、東京都の桜の開花宣言あたりに見頃を迎えるのでは」と話す。開花状況は、しながわ花海道プロジェクトのツイッターやフェイスブックでも確認できる。

 東急武蔵小山駅近くの林試の森公園(小山台2)では、北側にある「冒険広場」周辺で河津桜が見頃を迎えている。公園内では、写真撮影をする家族連れなどでにぎわった。

 同公園は1989(平成元)年に開園し、面積は約3万6602坪(2019年現在)。現在は整備計画が進められており、拡張区域として公園に隣接する約6595坪が対象となっている。

 開花状況は林試の森公園のツイッターでも確認できる。同公園では今後、南側にある「大きな広場」周辺でソメイヨシノが開花する見通し。

 そのほか、荏原神社(北品川2)では寒緋桜(カンヒザクラ)、しながわ区民公園(勝島3)では梅が開花し、地域住民の目を楽しませている。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース