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武蔵小山一番通りに「ヨシナカブレッド」2号店 駅近で認知度アップ目指す

店長の吉仲真美さん(中央)とスタッフ

店長の吉仲真美さん(中央)とスタッフ

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 パン店「ヨシナカブレッド 一番通り店」(品川区小山3)が2月28日、武蔵小山一番通り沿いにオープンした。経営はヨシナカブレッド(小山2)。

サンドイッチと調理パン

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 1953(昭和28)年に創業した「ヨシナカベーカリー」(同)の2号店。店舗面積は6坪。「昆布屋 河邊商店」1階跡を利用する。商品を並べたショーケースから好みの商品を選び、店員に注文するスタイルとした。

 オープンの経緯について、同店店長の吉仲真美さんは「今年で創業69年目を迎えた本店の店主は3代目。長く続けてこられたが、駅の近くで買い物を済ませる人の認知度が低いという課題を感じていた。いい立地に物件が見つかり、2号店出店を決めた」と話す。

 同店では、本店で販売する商品のうちサンドイッチと調理パンを中心に30~40種類を提供する。

 サンドイッチは、「たまごとハム」「ハムとツナ」「ポテトとツナ」(以上270円)、「いちごサンド」(324円)、「あつやきたまごサンド」(以上216円)など。コッペパンに総菜を挟む調理パンは、「やきそばパン」「ツナちくわパン」「てりやきチキン」「やさいコロッケパン」「きゅうりロール」(以上216円)などをそろえる。「ヨシナカ食パン」(1斤=226円)、「サブレ」「レーズンナッツクッキー」(以上194円)、ラスク(162円)、紙パックの牛乳、野菜ジュース、コーヒー(以上108円)も販売する。

 「本店もこれまでと変わらず営業する。数年前からインスタグラムを始め、投稿を見た若い人が来てくれるのもうれしい」と吉仲さん。「コロナ禍ではイベント出店ができず、一時期は小山台高校(小山3)購買での販売も中止していた。それでも本店の売り上げは大きく崩れず、駅から少し離れた場所にあっても地域の人に買ってもらえていることを実感した。2号店のオープンをきっかけにもっと多くの人に知ってもらい、店の可能性をより広げていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~16時(3月2日までは10時から)。日曜定休。新型コロナウイルス感染症の対策として、入り口に消毒液を設置し、スタッフはマスクを着用する。

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