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武蔵小山に「覚王山フルーツ大福 弁才天」 区内初出店、テークアウト専門で

「覚王山フルーツ大福 弁才天 武蔵小山駅前店」外観

「覚王山フルーツ大福 弁才天 武蔵小山駅前店」外観

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 「覚王山フルーツ大福 弁才天 武蔵小山駅前店」(品川区小山3、TEL 03-6421-5226)が9月19日、パークシティ武蔵小山ザ・モール1階にオープンした。

「覚王山フルーツ大福 弁才天 武蔵小山駅前店」カウンター

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 同ブランドは2019年、愛知・覚王山で創業。現在は全国に直営店とのれん分けした店を60店以上展開する。

 武蔵小山駅前店は品川区初出店。入り口上部のルーバー(よろい戸)に合わせて店内の壁に細長い白木を縦に配列し、店の中と外のつながりが曖昧な空間を演出したという。テークアウト専門で、店舗面積は約10坪。

 武蔵小山エリアへの出店について、弁才天社長の大野淳平さんは「緑が多く明るくて洗練されたイメージながら、下町風情を感じる商店街がある。古いものと新しいもののバランスの良さに引かれた」と話す。

 フルーツ大福のメニューは、「無花果(いちじく)」(1,100円)、「ゴールドキウイ」(750円)、「温州みかん」(650円)、「夏いちご」(670円)、「マスクメロン」「桃」(以上780円)、「梨」「シャインマスカット」(以上550円)などを提供する。フルーツのサイズや市場価格により販売価格は変動する。

 一番人気はスペインの黒イチジクを丸ごと大福の皮で包む「無花果」で、「午前中で完売することも珍しくない」と大野さん。食べる際は付属の餅切り糸で切り、「断面を楽しみながら食べてほしい」という。贈答用の化粧箱(1個用=600円、4個用=800円、6個用=1,000円)も用意する。客単価は2,000円前後。

 「来年は海外展開に挑戦する。すでに複数の国からオファーがあり、現在はパリで物件を探し中。ミシュランに認められることを目指したい」と大野さん。「フルーツのまま食べるよりもおいしいフルーツ大福を提供したい。手土産にも利用して」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時(売り切れ次第終了)。新型コロナウイルス感染症対策として、1組ずつの来店を呼び掛ける。店員はマスクを着用し、店内にアルコール消毒液を設置する。

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