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中延にカフェバー「寄って候」 大正時代にあったかもしれない酒場カフェを演出

「寄って候」内観

「寄って候」内観

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 カフェバー「寄って候」(品川区中延4、TEL 03-6426-9705)が中延エリアの第二京浜沿いにオープンして2カ月がたった。

「寄って候」外観

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 「大正時代にあったかもしれない酒場カフェ」をコンセプトに掲げる。大正時代の「和と洋を融合したカオスでアンバランスな雰囲気」を目指し、内装はベニヤ板とコンクリート調で仕上げ、電飾は豆電球とシャンデリアを使う。

 オーナーのYoheiさんは、「『以前この店でボヤがあったとしたら?』というテーマで内装に仕掛けを作ったのでぜひ探してみて」と話す。店舗面積は約8.5坪。席数は15席、3人~4人で利用できる有料VIPルーム1室。

 Yoheiさんは出店の経緯について、「お酒を飲めない人も気軽に立ち寄れて、公民館のように地域の方が集う場所を運営したい。物件を探すうちに、中延がぴったりな立地だと感じた。コンクリート造でガラス張りの物件も自分のイメージと合致した」と話す。店名の「寄って候」は、柳ジョージの曲「酔って候」を参考にしたという。

 ドリンクメニューは、「キリンハートランド」(650円)、「キンミヤ」(レモンサワー、緑茶割り、 ウーロン茶割り=550円)、「コーヒー焼酎 a.k.a. ガールズキラー」(コーヒー割=770円、カフェオレ割=830円)、「グラスワイン」(550円)、「レッドブルウイスキー」(880円)、「コカコーラ」、「ウーロン茶」(以上385円)などを用意する。

 九州ダートコーヒー(福岡県)が監修する同店の「オリジナルブレンドコーヒー」(495円)は、「酸味と苦味が少なく、コーヒー初心者でも飲みやすいはず」とYoheiさん。そのほか、「スペシャリティコーヒー」(950円)、「カフェラテ」、「デカフェ」、「チョコオーレ」(以上550円)なども用意する。

 軽食は、「焼きおにぎり」(2個入り=550円)、「地鶏のたたき」(1人前=1,300円)、「ラーメン 各種」、「缶詰 各種」(385円)などを提供する。テークアウト可。想定客単価は、1,000~2,000円。

 店内の一部はポップアップスペースとして貸し出す。「トークショーやアートの展示など、自由にイベントを企画してもらえたら」とYoheiさん。

 Yoheiさんは「オープンして間もないが、すでに常連さんたちがいい人ばかりで楽しい空間になっている。看板を出していないので最初は入店するのに緊張するかもしれないが、もちろん初めての方も大歓迎。ぜひ気軽に立ち寄って」とほほ笑む。

 営業時間はインスタグラムで告知する。支払いは前払い制。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、空気清浄機と消毒液、検温機を設置し、アクリル板を用意する。

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