「から揚げ和膳伊左衛門」(品川区西五反田7)がTOCビルの地下1階にオープンして1カ月がたった。運営は小売業などを行うCORP8HOLDINGS(中央区)。
天ぷら店「天まる」跡を居抜きで利用する。和をイメージした内装で、女性も入りやすい雰囲気を目指したという。店舗面積は約52坪。休憩スペースが8席。
開店の経緯について、同社執行役員の江端さんは「2020年から取り扱いを始めたグループ会社の茶葉ブランド『利茶伊右衛門』の認知向上のため。TOCビルは2023年春、解体工事の着工を予定しているが、短期間の出店でも多くの人の目に留まると考えた」と話す。
国産米と「緑屋本店」(熊本県)のうまくちしょうゆを使った唐揚げ弁当を販売する。「元祖伊左衛門から揚げ弁当」「九州甘ダレから揚げ弁当」「秘伝の梅肉から揚げ弁当」「16種類のスパイスから揚げ弁当」「匠の緑茶塩から揚げ弁当」(以上500円)のほか、「元祖伊左衛門から揚げ」「九州甘ダレから揚げ」「伊左衛門SALAD自家製ドレッシング」(以上300円)を用意する。
ドリンクメニューは「緑茶レモネード」とグリーンティー(以上300円)をそろえる。
茶葉は静岡県産「茎のしずく」、鹿児島県産「あさつゆ」「つゆひかり」「さえみどり」(以上100グラム=1,500円)のほか、三重県産「伊勢茶」、奈良県産「大和茶」(以上80グラム=800円)、静岡県産「静岡茶」、鹿児島県産「知覧茶」(以上80グラム=500円)などをそろえる。
ターゲット層は近隣の会社員やファミリー層で、客単価は500円。
開店後は「期待以上の反響」があり、およそ140パックの弁当が14時~15時くらいには売り切れるという。
営業時間は11時~(売り切れ次第終了)。