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JR五反田駅構内に「いろり庵きらくそば」 そばロボット導入、DXそば店目指す

厨房内のそばロボット

厨房内のそばロボット

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 「いろり庵(あん)きらくそば五反田店」(品川区五反田1、TEL 080-9748-5874)がJR五反田駅の構内にオープンして1カ月がたった。経営はJR東日本クロスステーションフーズカンパニー(台東区)。

「いろり庵きらくそば」外観(写真提供=JRクロスステーションフーズカンパニー)

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 同ブランドは、JR駅構内を中心に80店舗以上を展開する。店舗面積は16坪。席数は立ち15席、椅子9席。

 「DX(デジタル・トランスフォーメーション)そば店」をコンセプトに掲げる同店は、自動でそばをゆでる双腕型そばロボットを厨房(ちゅうぼう)に設置する。同ロボットはそばを湯に投入し、ゆでる、洗う、締めるといった一連の調理を自動で行う。

 そばロボット導入の経緯について、同社担当者の渡邉淳さんは「感染症の流行で安定したスタッフの確保が難しくなり、ロボットを設置して人手不足の改善を図った。店員が覚える調理工程を減らすことができ、労働環境の改善にも役立っている」と話す。「味の安定化も図られ、毎日同じクオリティーの商品を提供できる」とも。

 メニューは、「かけそば/うどん」(350円)、「ざるそば/うどん」(390円)、「コロッケそば/うどん」(450円)、「きつねそば/うどん」(470円)、「かき揚げそば/うどん」(460円)、「鴨(かも)そば/うどん」(540円)など。麺類のほかには、カレーライス(420円)や「カツ丼(スープ付き)」(560円)なども用意する。

 「店の外から見える位置にそばロボットがあるため、興味を持って入店してくれるお客さまも多い」と渡邉さん。「気楽に通える食堂として、サラリーマン世代だけでなく若い人や女性にも利用してもらえれば」とほほ笑む。

 営業時間は、平日=7時~22時30分、土曜=7時~21時、日曜・祝日=9時~20時。

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