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「東京食肉市場まつり」3年ぶりの開催へ 常陸牛の無料試食、肉の販売も

2019年の開催時の様子、会場入り口(写真提供=一般社団法人東京食肉市場協会)

2019年の開催時の様子、会場入り口(写真提供=一般社団法人東京食肉市場協会)

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 「東京食肉市場まつり2022」が10月15日・16日、品川駅港南口近くの東京都中央卸売市場食肉市場(港区港南2)で開催される。主催は一般社団法人東京食肉市場協会。

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 今年で41回目になる同イベント。国内産の牛肉・豚肉の消費拡大、市場の認知と役割の理解促進、ブランド牛のイメージ確立を目的に、年に1度だけ市場の敷地内を一般開放する。開催は2019年以来3年ぶりで、同年の来場者数は2日間で2万3,300人だった。

 同イベントでは毎年、来場者に推奨銘柄牛を無料で振る舞っている。今年の推奨牛には茨城県の「常陸牛(ひたちぎゅう)」を選んだ。無料試食コーナーでしゃぶしゃぶにして提供する。今年は開場後に試食コーナー前で試食券を配り、試食が品切れになったことが分かりやすく伝わるようにするという。

 当日は、食肉・食肉加工品販売コーナーで国内産牛肉・豚肉と食肉加工品を特別価格で販売。茨城県や伊豆諸島・小笠原諸島のアンテナショップ、野菜販売で大田市場協会、世界各国料理の屋台も出店する。特設ステージでは、いばらき大使の鈴木奈々さんや茨城のPR活動を行う納豆のキャラクター「ねばーる君」によるクイズ&トークショー、伝統芸能「がまの油売り口上」の披露のほか、品川区内で活動する大井権現太鼓の演奏などを予定する。

 会場内で買い物をした人を対象に、買い上げ1,000円ごとにスクラッチチャレンジカードを進呈。賞品の特賞は常陸牛(1万円相当)で、茨城県産のコシヒカリや品川駅周辺で利用できる食事券なども用意する。

 東京食肉市場協会事務局長の桑原さんは「試食の品数を抑えたり、会場内出店でアルコール販売を禁止したりするが、おおむね例年の規模で開催する。コロナ対策には力を入れた。この催しを過去40回以上続けてきた実感として、肉の質や催事が満足いくものだったかは、お客さんの反応や今後の来場者数に表れる。しっかりやっていきたい」と話す。「混雑も予想されるが、初めての人はまず試食で肉を味わってもらった後、販売コーナーなどを楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~16時(16日は15時まで)。入場無料。

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