見る・遊ぶ

東中延の銭湯「富士見湯」がリニューアル 駐車場にサウナを新設

「富士見湯」外観

「富士見湯」外観

  • 27

  •  

 東中延の銭湯「富士見湯」(東中延1、TEL 03-3782-6120)が10月1日にリニューアルオープンした。

改築したタイル製の浴槽

[広告]

 同銭湯は1952(昭和27)年、現店主である渡部泰男さんの祖父が創業し、改装は1996(平成8)年以来の2度目。9月1日から30日まで臨時休業し、男性用サウナの新設とひのき風呂の改築を行った。

 男性用サウナを導入した経緯について、渡部さんは「若手が経営する銭湯はサウナ併設が多く、興味があった。駐車場の男湯側が空いていたので、その場所にサウナを新設した」と話す。

 新設したスペースは、サウナ、水風呂、体を休める「ととのい場」の3カ所全てに10歩以内で移動できるよう設計し、「ととのい」やすい環境を作ったという。「富士見湯の名称に合うよう、内装や外装に富士山のデザインを3つ取り入れた。隠れ富士山が1つあるので、探してみてほしい」と渡部さん。

 サウナは、自動でサウナストーンに水が噴射されるフィンランド式のオートロウリュで、20分間隔で作動する。定員は最大15人。水風呂は、富士見湯の他の浴槽と同様に軟水を使う。「ととのい場」には防水の畳を敷き、外気浴が可能。休憩用の椅子も1脚用意する。サウナスペースの利用料金は1,500円。

 浴場内の檜風呂は老朽化で水漏れが発生していたため、タイル製の浴槽に改築した。細かい泡が発生する装置を新設し、泡風呂として運転する。

 「すでに全国からサウナマニアたちが来店してくれて、好評を得ている」と渡部さん。「サウナの利用料金は相場よりも高めに設定しているが、その分納得していただける質を追求していく。サウナーに愛される場として運営できるよう、粉骨砕身の思いで頑張っていく」と意気込む。

 営業時間は15時~23時30分(日曜は10時から)。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース