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しながわ水族館で「マッスルハロウィン」 生き物の身体能力に注目

「水中ショー」でダイバーが持つ餌の容器もハロウィーン仕様に(写真提供=しながわ水族館)

「水中ショー」でダイバーが持つ餌の容器もハロウィーン仕様に(写真提供=しながわ水族館)

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 ハロウィーンイベント「マッスルハロウィン」が現在、大森海岸駅近くの「しながわ水族館」(品川区勝島3、TEL 03-3762-3433)で開かれている。

生き物の身体能力を紹介する解説板(写真提供=しながわ水族館)

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 ハロウィーンとスポーツの秋にちなみ、生き物の力強さや身体能力、体の仕組みに注目する展示やショーを企画した同イベント。全身が筋肉のような身体構造を持つタコや、貝などの獲物を捕らえる際に素早いパンチのような動きを繰り出すモンハナシャコなどを展示する。展示には、生き物ごとに身体能力を紹介した飼育員手作りの解説板を添える。

 入り口水槽やクマノミルーム前水槽には、体の白黒模様が囚人服のように見えるという魚のコンビクトブレニーなど、ハロウィーンにちなんだ「ホラー要素」を持つ生き物を展示する。

 通年で開催しているイルカショーやアシカショーをはじめ、「ペンギンのいきものトーク」、トンネル水槽内の生き物の紹介や給餌の様子を見せる「水中ショー」は、「マッスルハロウィン」バージョンで実施する。BGMやトレーナーの衣装をハロウィーン仕様にし、それぞれの生き物の身体能力について解説を加える。アザラシショーでは、筋肉がしっかりとついているというアザラシの肉体を「マッスル体操」で披露する。

 10月16日には、フィットネスクラブ「ゴールドジム」(江東区)のトレーナー・相澤飛鳥さんと飼育員のトークショーを開催。食育としての魚をテーマに、赤身・白身の魚とアスリートとの共通点などを紹介する。参加整理券は当日の10時30分から受付カウンターで配布する。

 イベント期間中、ハロウィーンを連想させるアイテムを1つ以上身に着けてきた来場者には、各日先着50人限定で、同水族館の公式キャラクター・しなフィンが仮装したデザインの「マッスルフェイスシール」を進呈する。

 イベントの反響について、同水族館広報担当者の丹呉圭子さんは「仮装して来るお子さんも多く、ハロウィーンイベントを楽しんでもらえている。筋肉自慢の生き物がたくさんいるので、興味を持って体の造りなどを学んでもらえたら」と来場を呼びかける。

 営業時間は10時~17時。10月31日まで。

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