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品川シーズンテラスで「品川やきいもテラス」3年ぶり開催へ 初披露の品種も

「品川やきいもテラス」過去開催時の様子(写真提供=品川やきいもテラス事務局)

「品川やきいもテラス」過去開催時の様子(写真提供=品川やきいもテラス事務局)

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 全国の焼き芋店が集まるイベント「品川やきいもテラス2023」が2月1日、品川シーズンテラスイベント広場(港区港南1)で始まる。企画は、品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局とタノシナル(江東区)。

「焼き芋専門店 芋やす」が販売する「栗かぐや」(写真提供=品川やきいもテラス事務局)

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 2017(平成29)年に初開催し、新型コロナウイルス感染症の拡大によって2021年から開催を中止していた。

 前回から3年ぶりの開催を決めた経緯について、広報担当の遠藤真慶さんは「感染状況もあって迷いはあったが、参加店主の皆さんから『この催しが焼き芋イベントの元祖』『焼き芋で日本を元気にしなくちゃ』といった熱いメッセージを頂き、開催を決めた」と説明する。感染対策のため、過去開催時に用意していたこたつやドームテントは設置しない。

 全国の焼き芋販売店15店が日替わりで出店する。初出店は、「さつまいも博2020」で初代グランプリを獲得した「芋屋 HUG」を前身とする「神戸芋屋 志のもと」(兵庫県)と、熟成焼き芋の専門店「oimo_tokyo」(調布市)。

 会場では、さまざまな品種のサツマイモを使った焼き芋を出品する。「焼き芋専門店 芋やす」(茨城県)は、2022年に品種登録され一般流通していない「栗かぐや」の焼き芋を販売。「よっしーのお芋屋さん」(長野県)は石川・奥能登で発見されたという希少品種「かぼちゃ芋」、「早雲蜜芋本舗」(岡山県)は戦国武将・北条早雲の生誕地である岡山・井原市地区で育てられた希少品種「早雲蜜芋」などを用意する。

 サツマイモを使ったスイーツメニューも登場する。「やきいも処(どころ) DoCo?弐番館」(山形県)の「黒トリュフモンブランクレープ」や「蔵出し焼き芋 かいつか」(茨城県)の「蜜干みつぼし」、「薩摩芋蜜匠 あめんどろや」(文京区)の「謹製 芋蜜仕立て『薩摩けんぴ』」など。

 「焼き芋店同士で、メニューがかぶらないように工夫したり情報交換をしたりと、手に手を取って、お客さまに楽しんでもらうための準備をしてきた」と遠藤さん。「焼き芋以上に熱い思いとほっこり優しい気持ちで皆さんをお迎えする」と意気込む。

 開催時間は、11時~13時、13時30分~15時30分、16時~18時の3部制。参加料金は500円(小学生以下無料)。事前にPassmarketでチケット購入が必要。2月5日まで。

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