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戸越に居酒屋・ダーツバー「George」 和食店から業態変更、店長はダーツプロ

料理長の上口慧さん(左)、店長・ダーツプロの宮迫竜生さん(右)

料理長の上口慧さん(左)、店長・ダーツプロの宮迫竜生さん(右)

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 洋風居酒屋・ダーツバー「TAVERN×DARTS George」(タバーンアンドダーツ ジョージ、品川区戸越3、TEL 03-6451-3439)が、都営浅草線戸越駅近くの第二京浜沿いにオープンして2カ月がたった。

ダーツを構える宮迫竜生さん

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 昨年3月末まで営業していた居酒屋「ゆたか」のリニューアルオープン。店主の宮迫陽治さんは、コロナ禍を通して「アッパー層をターゲットとした居酒屋の営業では深夜の集客が厳しい」と判断。長男の竜生さんが昨年2月にダーツプロになったこともあり、若年層の利用を想定したダーツバー業態を選んだ。移転も検討したが、創業地の戸越を元気づけたいという思いから、新業態へのリニューアルを決めたという。

 店長は竜生さんが務める。新たにスタッフに加わった料理長の上口慧さんは、陽治さんが焼き鳥の修業時代に知り合い、10年ほどの付き合い。これまで六本木のダイニングバーなどでイタリアンを学んだ。

 「新しい店は、和のイメージから大きく印象を変えたかった」と陽治さん。外観は黒を基調とし、店内の土壁の色は濃い青緑色のピーコックブルーに塗り替えた。店舗面積は約15坪。席数は、カウンター=8席、テーブル=10席、ダーツ用スペース=4席。

 ダーツ用のスペースは防音性のある透明の壁で仕切られ、来店客はワイヤレススピーカーにスマホを接続して好きな音楽を流せる。ダーツマシンは「ダーツライブ3」1台を用意する。1プレー100円から。

 ディナータイムのフードメニューは、「春菊とベーコンのキッシュ」(550円)、「ローストポーク」(950円)、「生ハム&サラミ盛り合わせ」(1,100円)など。「カキのアヒージョ」(890円)、「ワカサギと水菜のペペロンチーノ」(1,300円)などの季節メニューも用意する。「今後は生地から作って焼き上げたピザもメインメニューとして提供する」と陽治さん。バータイムではメニューを変更し、ミックスナッツ(490円)、フライドポテト(590円)、パスタ(1,200円~)など。

 ドリンクメニューは、グラスワイン(690円~)を赤・白3種類ずつ用意する。ボトルは4,000円から。20種類以上を用意するウイスキー(550円~)、瓶ビール(740円)、カクテル(690円~)、シャンパンボトル(3,900円~)などもそろえる。

 毎週月曜のディナータイムはメニューを変更し、「ゆたか」時代を思わせる和風の料理を提供する。焼き鳥(3本=590円、5本=950円、8本=1,450円)、刺し身(カツオ、ヒラメ、ブリ=各790円)など。日本酒や焼酎(以上590円)も。

 「サードプレース(第三の居場所)として人が集まれる場所にしたい。初対面のお客さん同士でダーツを対戦するなど、早速交流も生まれている。営業時間は深夜遅くまでに設定しているので、帰宅する前の『もう1軒寄ろうかな』というニーズに応えられれば」と陽治さん。竜生さんは「ダーツはハンディを設けて遊べるため、実力差に関係なく楽しめる。アドバイスもできるので、未経験の方も気軽に来店して」とほほ笑む。

 営業時間は、ディナータイム=18時30分~23時、バータイム=23時~翌2時。

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