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しながわ中央公園内にボルダリング場 有料・無料のウオールを3カ所設置

有料のボルダリングウオール

有料のボルダリングウオール

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 しながわ中央公園(品川区西品川1)内に4月30日、ボルダリング場がオープンした。管理・運営は品川区(広町2)。

有料ウオール使用券の券売機

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 場所は同公園内の「山の噴水広場」そば。多目的広場の一部を改修し、有料のボルダリングウオールを1カ所、無料のボルダリングウオールを2カ所設置する。

 オープンの経緯について、品川区文化スポーツ振興部課長の三井崇司さんは、「東京2020オリンピックの正式競技となって認知度が高まったアーバンスポーツの一つであるボルダリングを、地域の方が初めて体験できるような場を整備しようと考えた。気軽に楽しめるよう、専用の用具がなくても使えるようにした」と話す。

 有料エリアのボルダリングウオールは高さ4メートル、幅12メートルで、床にマットを敷く。傾斜は90度から115度。オーニング(日差しや雨をよけるひさし)を設置する。定員は12人。シューズの貸し出しや規定はなく、運動靴で利用できる。手でつかんだり足をかけたりする「ホールド」の配置は定期的に入れ替える。防災まちづくり部課長の高梨智之さんは「登るルートが変わることで、何回でも新鮮に楽しんでもらえれば」と話す。

 無料エリアのボルダリングウオールは、それぞれ高さ1.5メートル、幅10メートルと、高さ1.8メートル、幅3メートル。床面は砂敷き。小学校低学年ごろまでの利用を想定し、傾斜はなくホールドは規則的に配置する。

 今後は、オープン記念イベントや月1回の初心者向け教室を開催予定。「休日は親子連れ、平日夜は社会人の利用が多い。60歳以上の方も利用している」と高梨さん。「この施設をきっかけに競技者が増え、アーバンスポーツが盛り上がってほしい」と笑顔を見せる。

 利用時間は9時~21時、1枠2時間ずつで1日6枠を設ける。有料エリアの個人利用は火曜・木曜・土曜で、ボルダリング場そばの券売機で利用券を購入する。1枠の利用料は、小学生以下=100円、中学生以上=200円。団体利用は予約制で、月曜・水曜・金曜・日曜・祝日。品川区スポーツ推進課が電話で受け付ける。1枠の利用料は、区内団体=2,000円、区外団体=4,000円。

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