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西五反田にベーカリー「豆富パン」 それがし系列店、豆腐やおからを使う

「豆富パン」の外観

「豆富パン」の外観

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 「豆富(とうふ)パン」(品川区西五反田2、TEL 03-6420-0909)が4月28日、西五反田エリアにオープンした。経営は「酒場それがし」など、五反田エリアを中心に複数の飲食店を展開するJO(ジョー、西五反田1)。

「豆富パン」のショーケース

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 同店は、豆腐工房と食堂を併設する豆腐店「豆富食堂」(渋谷区)の姉妹店。同社が経営していたバル「LOVAT on the corner(ロバットオンザコーナー)」跡を利用する。店舗面積は約9坪。テイクアウトのみ。

 「食べ疲れせず毎日食べられるパン」を目標に、原材料の小麦粉の量を減らし、「豆富食堂」で作った豆腐や豆乳、おから、きび砂糖を使う。「子どもにも愛される商品を目指した」とJO社長の尾山淳さん。「豆腐の製造過程で大量にできるおからはスーパーフードと呼ばれるほど栄養価が高いのに、『豆腐食堂』だけでは有効に使い切れていない。粉砕・焙煎(ばいせん)して加工しているおからパウダーの香りがパンに合うと考えた」と話す。

 商品は、北海道産小麦とおから、豆乳を使った乳製品・卵不使用の食パン(500円)、丸パン(160円)、しょうゆに漬け込んだ豆とダイスカットチーズを合わせた「醤油(しょうゆ)豆チーズ」(300円)、みそを練り込んだクッキー生地を乗せた「味噌(みそ)パン」(270円)、カレーで煮込んだ豆腐とチーズをトッピングした「豆腐カレーパン」(320円)、自家製あんこと豆乳バターを挟んだ「あんバター」(300円)をそろえる。

 「木綿豆腐」(640円)、「おぼろ豆腐」(270円)、「三角揚げ」(300円)なども販売する。

 客単価は約1,000円。

 「五反田で10年以上店を経営しており、土地勘もある。地域の人が普段使いできる店にしていきたい」と尾山さん。「今後は豆腐ドーナツも提供する予定なので楽しみにしてほしい」とほほ笑む。

 営業時間は11時30分~15時(売り切れ次第閉店)。月曜・火曜定休。

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