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大崎広小路に「麻婆豆腐TOKYO」 2号店はFC出店、オフィス街需要狙う

「麻婆豆腐TOKYO五反田店」外観

「麻婆豆腐TOKYO五反田店」外観

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 「麻婆(マーボー)豆腐TOKYO五反田店」(品川区西五反田8、TEL 03-5747-9719)が大崎広小路駅近くにオープンして1カ月がたった。経営は、飲食事業を手がける枡鮮(羽村市)。

「麻婆豆腐TOKYO五反田店」店内

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 「麻婆豆腐TOKYO神田本店」(千代田区)に次ぐ2号店として、フランチャイズで出店。枡鮮社長の白谷真さんは「マーボー豆腐はラーメンのように日本食化していて、家庭でもよく食べられる身近な中華料理でありながら、専門店が少ない。当社はこれまで西東京を中心に展開してきたが、このブランドはテイクアウトや宅配が強いため、都心部での出店を計画した」と話す。

 物件は、チーズバーガー専門店「Cheeseness Burger ToGo(チーズネスバーガー トゥーゴー)」跡。「五反田・大崎のオフィス街と住宅街が交わる場所で、ビジネスパーソンのランチ需要や帰宅時間帯での利用を見込む」と白谷さん。スムーズな提供のために、座席はカウンター中心にしたという。店舗面積は10坪。席数は、カウンター=9席、テーブル=6席。

 マーボー豆腐は、ごはん・スープ・ザーサイ付きの定食で提供する。メニューは、王道の四川風で辛さとしびれが特徴の「東京麻婆豆腐(黒)」、唐辛子を強めにニラと卵を使った「酸辣(スーラー)麻婆豆腐(赤)」、唐辛子抜きで生クリーム・鶏肉・キノコなどを使った「旨塩(うましお)麻婆豆腐(白)」(以上1,000円)、モッツァレラチーズとカレースパイスを使った「チーズカリー麻婆豆腐(黄)」(1,100円)と、4つの色で分類する。ごはんは注文時に好きな量を選べ、スープとザーサイはお代わり自由。

 そのほか、2種類のマーボー豆腐を選ぶ「ダブル麻婆豆腐定食」(1,300円~)や、中華麺にマーボー豆腐をかけた「麻婆麺」(1,000円~)も。「激辛メニュー」として夜のみ提供する「炎魔(えんま)定食」(1,600円)は、辛さのレベルに応じて異なる種類の唐辛子を追加する。デザートは、姉妹店の「杏仁(あんにん)豆腐TOKYO」(渋谷区)でも提供する「絶品杏仁豆腐」(200円)を用意する。

 テイクアウトは「麻婆丼」やマーボー豆腐単品(以上900円~)を販売する。ドリンクメニューは、レモンサワー、ハイボール(以上400円)、ビール(小瓶、500円)など。

 「今後は営業時間を延ばしたり、単品の中華料理やお酒のメニューを増やしたりして、幅広い要望に応えたい」と白谷さん。「マーボー豆腐はごはんに合うことを意識した味付けになっている。おなかいっぱいになって帰ってもらえたら」とほほ笑む。

 営業時間は11時~15時、17時~21時。日曜・祝日定休。

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