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西五反田にカキ居酒屋「カキイロハ」 店主は富山出身、海の家をイメージ

「oyster market 五反田 カキイロハ」外観(写真提供=カキイロハ)

「oyster market 五反田 カキイロハ」外観(写真提供=カキイロハ)

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 カキ居酒屋「oyster market(オイスターマーケット)五反田 カキイロハ」(品川区西五反田1)が西五反田にオープンして1カ月がたった。経営は「牛タンいろ葉」(調布市)などを手がけるレバーク(同)。

「oyster market 五反田 カキイロハ」の店内(2階)

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 大井町のカキ専門店「かき殻荘」(東大井5)の姉妹店で、コンセプトに「海辺のBBQ気分!!」を掲げる。2階建ての居酒屋跡を一部改装し、壁に海を連想させる青色を使って海の家をイメージしたという。店舗面積は約12坪。席数はテーブル席=26席。

 社長の藤岡朋成さんは、「富山出身で、昔から地元の海辺にあるカキ小屋になじみがあった。姉妹店出店のきっかけは、カキの生産者と知り合う機会があり、品質のよいカキを安定供給できる環境が整ったため。五反田は、平日はオフィスワーカーの、土日は近隣に住む方の、来店がそれぞれ期待できる魅力的なエリア」と話す。

 カキ料理は「蒸し牡蠣(がき)」(1キロ=1,980円)と産地が日替わりの「本日の生牡蠣」(岩手県山田湾産=650円、宮城県雄勝産=610円、兵庫県室津産=550円)、「3種食べ比べセット」(1,650円)、「本格生牡蠣キムチ」(759円)を用意する。蒸し牡蠣は、客席に設置した鉄板で加熱し、スタッフが殻をむく。「かきフライ」(3個=759円)、「生牡蠣ユッケ」「かきのアヒージョ」(以上759円)、カキの殻を器にした「かきグラタン」(2個=759円)、「かき飯」(539円)、「いくらぶっかけ牡蠣飯」(1,650円)なども提供する。

 そのほか、「蒸しハマグリ」(6個=979円)、「ガーリックシュリンプ」「塩辛じゃがバター」「マグロのホホ肉の竜田揚げ」(以上759円)、「スルメイカの肝焼き」「いくらと小柱の松前漬け」「つぶ貝のり塩バター」「牛カルビのジュージューバラ焼き」(以上869円)、「海鮮塩焼きそば」(979円)などを用意する。

 ドリンクメニューは、カキに合う酒を中心にそろえる。「塩レモンサワー」「サッポロ黒ラベル 生ビール」(以上539円)、白ワイン「ミュスカデ セーブル エメーヌ シュールリー」(4,180円)、リッチハイボールの「ジェムソン ブラックバレル」(759円)、ソフトドリンク(330円)など。

 想定客単価は4,000円。

 オープニングイベントとして、17時までの予約入店で「蒸し牡蠣」を初回注文時に限り1キロ=990円で提供する。4月24日から5月31日まで。

 「カキ好きの人が中心に来店しているが、カキが苦手な人でも楽しめるよう、カキ以外の海鮮や肉を使ったメニューもある。先日は『かきグラタン』を食べた4歳の男の子が『宇宙一おいしかった!』と言ってくれて、とてもうれしかった」と藤岡さん。「肩肘張らずに入れる店を目指している。夏に向けて、海鮮バーベキューのメニューも提供したい」とほほ笑む。

 営業時間は、平日=16時~23時30分、土曜=12時~23時30分、日曜・祝日=12時~22時30分。

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