食べる

西五反田に居酒屋「牡蠣入レ時々海栗」 カキの創作料理、夏季はウニも

店長の重光則和さん

店長の重光則和さん

  • 32

  •  

 「牡蠣入レ時々海栗(かきいれときどきうに)」(品川区西五反田2、TEL 03-6420-0132)が西五反田エリアにオープンして、3カ月がたった。運営は「牡蠣入レ時」などを手掛けるフードアーキテクトラボ(港区)。3月30日に緊急事態宣言を受けて休業していたが、5月20日に営業を再開した。

「牡蠣入レ時々海栗」外観

[広告]

 「異空間のようなスタイリッシュさ」を意識したという店内は、壁や床をモノトーンでまとめる。店舗面積は約13坪、席数は26席。

 店長の重光則和さんは、10代の頃からホテルやレストランで料理人として勤務。その後、飲食店のプロデュースやメニュー開発に携わってきた。重光さんは「生活する上で、誰にとっても食事は身近なものだが、なかなか自宅では作れない料理もある。日常では作らないようなメニューに挑戦するのが面白い」と料理への意欲を語る。

 カキを使うメニューを軸に、夏季は旬のウニも扱う。フードメニューは「本日の焼き牡蠣」(1個=400円)、「特選蒸し牡蠣」(1個=450円)、「本日の生牡蠣」(1個=580円~)などを提供する。「牡蠣のきんぴら風」(700円)、「雲丹(うに)とアボカド フルーツトマトのナムル」(880円)、「雲丹ほうれん」(1,480円)などの一品料理、「焼き雲丹のリゾット」「牡蠣の土鍋飯」(各1,800円)など締めの料理も。

 夏季は「岩牡蠣」「殻付き海栗(うに)」(以上、時価)を用意する。「ウニには刺し身やすしといった高級和食のイメージがあるかもしれないが、独自のルートで仕入れることで価格を抑え、和洋どちらの料理にも使う」と重光さん。

 ドリンクは、カキの産地で生産されたウイスキーや日本酒を中心にそろえる。「生ビール」(500円)、「本日のクラフトビール」(1,200円)、「サンピースウィスキー」(620円)、「戸河内ウイスキー」(650円)、「明石ウイスキー」(680円)、「白鹿 超辛」(580円)、「白麹 シェルラバーズ」、「山和 for Oyster」(各880円)、グラスワイン(赤・白、各600円)、ソフトドリンク(480円)など。

 今後について、重光さんは「月に1回くらいのペースでウニ料理のラインアップを増やしたい。レギュラーメニューも時期により変えていく予定。カキとウニの組み合わせで食べるならここ、と言われる店にしてきたい」と話す。「しっかり飲みたい日から帰りにちょっと飲みたいときまで、日常的に足を運んでもらえれば」とも。

 営業時間は11時30分~24時。現在は新型コロナウイルス感染症対策として、店舗ドアを開放し、入り口と客席に消毒用アルコールを設置する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース