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大井東口商店街にステーキ店「チーキービーフ」 店名はヒップホップ由来の造語

店長の小林丞さん

店長の小林丞さん

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 ステーキハウス「CHEEKY BEEF(チーキービーフ)」(東大井5、TEL 03-6824-5429)が大井東口商店街にオープンして1カ月がたった。経営は「立ち飲み処(どころ)」(東大井5)などの飲食店を手がけるT's(ティーズ、同)。

「CHEEKY BEEF」メニュー

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 居酒屋「らんまん」跡を改装した同店。店舗面積は7坪。席数は、1階がカウンター=5席、2階がテーブル=10席。1階は金属製のカウンターテーブルでスタイリッシュな雰囲気をつくり、アクセントとしてカウンター壁面にはタイルを貼る。2階は木を基調とし、居心地の良さを意識したという。

 出店は、同社副社長で大井東口商店街振興組合理事の亀卦川(きけがわ)裕章さんが、「らんまん」のオーナーから店を閉める相談を受けて検討。飲食店で10年以上の経験を持つ小林丞さんに声をかけ、2人が共に好物のステーキ店業態で店を開いた。「CHEEKY BEEF」の店長を務める小林さんは「オープンに向けていろんなステーキ店を巡り、機材や肉質を勉強した」と振り返る。

 店名は「生意気な」という意味のイギリスのスラング「CHEEKY」と、「けんかやもめ事」を意味するヒップホップのスラング「BEEF」を組み合わせた造語。「ヒップホップが好きで、つなげて読むと新しい感じの言葉で興味を持ってもらえるんじゃないかと思った」と亀卦川さん。

 ステーキメニューは、焼き具合をレアで仕上げる国産牛のヒレ(150グラム=2,100円、300グラム=4,000円、450グラム=5,200円)をはじめ、いずれも外国産のリブロース(220グラム=2,600円、450グラム=4,200円、680グラム=6,500円)やランプ(同=2,300円、同=3,600円、900グラム=5,100円)、ハラミ(180グラム=2,400円、360グラム=4,000円、540グラム=5,800円)など。タマネギを使った自家製ステーキソースを用意する。

 ジャマイカの郷土料理で、クローブやナツメグ、コリアンダーなど10種以上の香草をブレンドしたシーズニングに鶏肉を一日漬け込んで焼いた「ジャークチキン」(780円)のほか、岡本養豚(長野県)の千代幻豚(ちよげんとん)を使った「CHEEKYソーセージ」(1,000円)、マスタードとオイルをブレンドした自家製ドレッシングを使う「CHEEKYサラダ」(750円)も提供する。

 ドリンクメニューは、「ハートランド」(600円)や赤ワイン(グラス=500円、ボトル=2,500円)、「知多ハイボール」(800円)、オレンジジュース(200円)、「黒ウーロン茶」(300円)などをそろえる。

 客単価は3,000~6,000円。

 「お酒を飲みながらステーキをつまむ人や、締めにステーキを食べに来る人など、お客さんの好みはさまざま。カウンターを利用する一人客も多い。2階のテーブルは広々としているので、子ども連れのお客さんも歓迎する。ランチ営業も始められたら」と小林さん。亀卦川さんは「大井東口商店街はコロナ禍で大打撃を受けた。この店が地域が再び盛り上がる一助となれば。2号店やハンバーガーショップのような新業態も視野に入れている」と話す。

 営業時間は17時~翌1時。日曜定休。

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