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戸越八幡神社に「マッドバニー」のアート作品 石像「夢叶うさぎ」との縁も

戸越八幡神社の入り口に遊びに来た「BUNNY FEVER」のウサギ

戸越八幡神社の入り口に遊びに来た「BUNNY FEVER」のウサギ

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 戸越八幡神社(品川区戸越2、TEL 03-3781-4186)で7月1日、同神社と現代アーティスト「MADBUNNY(マッドバニー)」さんによるコラボレーションイベントが始まった。

参道でポーズをとる「BUNNY FEVER」のウサギ

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 MADBUNNYさんは1998(平成10)年から海外を拠点にアーティスト活動を開始。世界各地で、個展開催や音楽フェスティバル会場でのインスタレーション展示などを行ってきた。代表作に、目にドクロを宿したうさぎのデザイン「MADBUNNY」がある。

 同神社とのコラボイベント開催について、MADBUNNYさんは「境内に『夢叶(ゆめかな)うさぎ』という石像があって、ウサギに縁がある神社。自分が長年スノーボードやスケートボードをしていることから、勝負運に強い神社なのも希望にぴったりだった」と話す。

 神社入り口から社殿までの参道には、インスタレーション作品として「BUNNY FEVER(バニーフィーバー)」を約100体設置する。木の板にウサギの図版を印刷したもので、一体ずつカラーやポーズが異なる。ウサギたちが穿いているパンツのうち、雷のストライプ柄のものは神社側のリクエストで制作したという。

 社務所では、オリジナルデザインの授与品を販売する。お守りは「跳守(はねまもり)」と「幸兎(さちうさぎ)」(以上1,200円)の2種類。「跳守」は、ウサギが跳躍するように持ち主が活躍し、転ばず無事に家に帰ることができるよう思いを込め、デザインしたという。「幸兎」は、幸せを呼ぶといわれている「夢叶うさぎ」のように、持ち主が幸せをつかめるよう願いを込めた。絵馬(1,500円)と木札のキーホルダー(1,200円)には国産ヒノキ材を使う。授与品販売時間は9時~16時。

 戸越八幡神社禰宜(ねぎ)の大石のりこさんは「MADBUNNYさんファンの若い方たちが神社を訪れるきっかけになっていてうれしい。神社には静かなイメージがあるかもしれないが、かわいらしいウサギたちが遊びに来てくれたような、にぎやかな雰囲気を感じてもらえたら」と話す。MADBUNNYさんは「神社という神聖な場所をお借りして表現ができることに深く感謝している。参道でバニーたちを探したり一緒に写真を撮ったりして、自由に楽しんでほしい」と話す。

 8月31日まで。

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