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不動前に「やさか食堂」 隣接の「東印度カレー商会」新業態、定食メインに

やさか食堂の調理を担当する佐伯千鶴さん(左)

やさか食堂の調理を担当する佐伯千鶴さん(左)

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 「やさか食堂」(品川区西五反田4)が不動前駅近くにオープンして2カ月がたつ。運営は同店隣の「東印度カレー商会」(同)。

やさか食堂のテーブル席

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 「東印度カレー商会」が2月、隣の居酒屋「日実子」跡を改装し、一部の壁を取り払って店を拡張したスペースを活用する。店舗面積は15坪。席数は、テーブル=12席、カウンター=4席。拡張したスペースでは当初、東印度カレー商会が昼の時間帯にカレーを提供していたが、ベビーカーや車椅子が入店しやすくなったことで家族連れなどに客層が拡大。メニューの幅を広げて6月2日、定食メインで「やさか食堂」の看板を新たに掲げた。テイクアウト可。

 「やさか食堂」のメニュー考案と調理を担当するのは佐伯千鶴さん。ケータリングの調理経験があり、東印度カレー商会では付け合わせのおばんざいを調理していたという。

 看板メニューは、豊洲から直送してもらう魚を使った定食で、「焼鯖(やきさば)定食」(980円)と「焼鮭(やきさけ)定食」(1,100円)。小鉢、香の物、ご飯、汁物、店内に大皿で用意する食べ放題の総菜を付ける。ご飯は大盛無料。総菜は2種類を日替わりで提供。季節の食材を使った煮物やサラダなどを用意する。

 サイドメニューは、マグロの中落ち、漬けマグロ、釜揚げしらす(以上400円)など。「東印度カレー商会」のメニューも提供する。ドリンクメニューは、「サッポロラガービール中瓶」(600円)を用意。日曜のみ、佐伯さんの兄夫婦がギョーザ(5個=350円、10個=650円)を店頭で焼き、販売する。

 佐伯さんは「近隣で働いている人をはじめ、リピート客も多い。ここに来ればおいしい魚が食べられると連想してもらえるようになったらうれしい。今後は夜の営業も検討したい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~15時。火曜・土曜定休。火曜・土曜の夜は、市場直送の海鮮を提供する「酒はやし水産」が紹介制・要予約で営業する。

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