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武蔵小山商店街に「魚河岸 中與商店」 初の路面店、本マグロの解体即売会も

「魚河岸 中與商店 武蔵小山店」チーフの山崎進一さん

「魚河岸 中與商店 武蔵小山店」チーフの山崎進一さん

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 鮮魚専門店「魚河岸 中與(なかよ)商店 武蔵小山店」(品川区小山3、TEL 03-6426-7965)が武蔵小山商店街パルム内にオープンして1カ月がたった。経営は水産物の小売・卸業を手がける中島水産(中央区)。

「魚河岸 中與商店 武蔵小山店」外観

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 「TSUTAYA武蔵小山店」跡を改装した同店。店舗面積は80坪。店内は旧築地市場のようなレトロな雰囲気を演出しつつ、天井や壁に白色を使って清潔感や明るさも意識したという。

 同社は2019年、南町田グランベリーパーク(町田市)に同ブランド1号店を出店。武蔵小山店は5店舗目で、初の路面店となる。

 開店理由について、同店チーフの山崎進一さんは「当社は70年以上、百貨店やスーパーで商売をしてきたが、人々でにぎわっている商店街に店を出したいと考えていた。パルムは理想的だった」と話す。

 店内には、日本全国のバイヤーが直接買い付けたという鮮魚のほか、すし、刺し身、弁当、総菜、冷凍食品、干物など約1000点をそろえる。「日替わり握り寿司」(10貫=1,058円)、「日替わり刺身盛り合わせ」(2人前=1,382円、週末はアワビなどを入れ2,138円)、「天然マグロ(メバチマグロ)中トロ」(100グラム=648円)、「旨海老(うまえび)天丼」(810円)、「振り塩銀ザケ」(1切=216円)など。「鮮度や品質にこだわり、豊洲市場から1時間以内で店に魚が届く配送体制を取っている」と山崎さん。購入した鮮魚をさばくサービスや、本マグロの解体即売会などイベントの開催も。

 「路面店なら、圧倒的な量や品数を扱える。今後良い場所が見つかれば、さらに路面店を増やしていきたい」と山崎さん。「お客さんの反応も良いので、路面店ならではのイベントを月に1度は開催していきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~20時。

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