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武蔵小山に「かなめのもりのビル」完成 デコホームが区内初出店

「デコホーム 武蔵小山パルム店」外観

「デコホーム 武蔵小山パルム店」外観

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 武蔵小山商店街パルムに商業ビル「かなめのもりのビル」が完工し、12月16日に「デコホーム 武蔵小山パルム店」「成城石井 武蔵小山店」がオープンした。オーナーは長谷川ビルディング(千代田区)。

かなめ稲荷神社と社務所

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 同ビルは、東急ストアが入居していた武蔵小山ショッピングセンタービル・武蔵小山アパートメント跡。耐震基準を満たすため建て替えた。敷地内に地上2階建てのビルと木造平屋の社務所、駐輪場を設ける。敷地面積は約537坪。建物の延べ床面積は約593坪。ビルの設計は川島範久建築設計事務所(世田谷区)と松井建設(中央区)。外構・屋上緑化は高田造園設計事務所(千葉県)、箱根植木(杉並区)が担当した。

 長谷川ビルディング社長の井上創さんは「ビルの裏には1928(昭和3)年に創立したかなめ稲荷神社があったが、1964(昭和39)年ごろにビルが建ち、一般の方は入れなくなっていた。建て替えを機に、皆さんに参拝してもらえるようにした」と話す。「屋上緑化は地域貢献のため。心引かれた千葉県のカフェの庭を思い出し、造園を手がけた設計事務所を紹介してもらった」とも。

 同ビルの緑化は人工潅水(かんすい)装置を導入せず、床面に割栗石を敷き詰め、ワラや落ち葉、炭、燻炭(くんたん)などを使い施工したという。雨水は石や炭などの層を通過することで浄化され、苗木などへ循環する仕組み。高田造園設計事務所の高田宏臣さんは「森で水が循環する仕組みを再現し、建物の営みと共に育っていくよう造園した。3年後には苗木が育ち、ビル全体を覆うだろう」と話す。

 ビル1階には「デコホーム 武蔵小山パルム店」と「成城石井 武蔵小山店」が入る。デコホームはニトリ(札幌市)が手がける業態で、区内初出店。店舗面積は115坪で、アクセサリー類やキッチン、ダイニング用品、クッション、フレグランスなどインテリア雑貨・生活用品が並ぶ。

 「成城石井 武蔵小山店」の店舗面積は85.6坪。青果や精肉、グロサリー、菓子、酒、総菜類など総アイテム数は約8000種類に上る。武蔵小山エリアは単身者も多い地域のため、特に総菜の売り場面積を拡大し、精肉は対面販売の売り場を設置した。

 2023年3月には、ビル2階にフリースクール「かなめのもりのがっこう」、「さかい珈琲(こーひー)」などがオープン予定。かなめ稲荷神社の参拝は2階を経由するため、同時期から一般客に開放する。ビルの屋上は立ち入りできない。

 井上さんは「皆さんが楽しめるすてきなお店がオープンした。木々と街の日常のハーモニーを見に来てほしい」とほほ笑む。

 デコホームの営業時間は10時~21時。成城石井は10時~22時。

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