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武蔵小山の創作エスニック「CBC」、2年ぶりに営業再開 店内を改装

「エキゾチックカフェCBC 武蔵小山」外観

「エキゾチックカフェCBC 武蔵小山」外観

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 創作エスニック料理店「エキゾチックカフェCBC 武蔵小山」(品川区小山3、TEL 080-4144-6654)がリニューアルし、2年ぶりに通常営業を再開して1カ月がたった。

新設したテラス席

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 2018(平成30)年にダイニングバーとしてオープンした同店。翌年、当時スタッフだった冨部麻里さんが店を引き継ぎ、「タイやアジアの創作エスニック料理屋」に業態変更した。

 2020年は新型コロナウイルス感染症の流行に対応して店舗を改装。一時は弁当販売に切り替えたが、度重なる感染者数の増加によって休業を余儀なくされた。その後、2022年8月に予約制で営業を再開し、10月に通常営業に戻したという。オーナーの冨部さんは「先の読めない毎日に気分が落ち込み、再開まで時間がかかってしまった。せっかく店を改装したこともあり、そろそろもう一度始めてみようと思った」と話す。

 店の外観は、元の壁を壊してテラス席を増設。換気しやすくテイクアウト販売にも対応できる窓を取り付け、外から店内を見えるようにした。内装はオープンカウンター席をなくし、コロナ対策の一つとして厨房(ちゅうぼう)と客席を分けている。店舗面積は約5坪。席数はテーブル=8席、テラス=2席。

 営業再開に伴い、フードメニューを一新した。レモングラスと鶏ひき肉を包んだ網状のライスペーパーを揚げ、レタスで巻いて食べる「レモングラス香る揚げ春巻き」(420円)や、低温調理で仕上げるタイ風焼き鳥「ガイヤーン」(1,000円)、殻付きのエビを使った卵炒め「クンパッポンカリー」(1,050円)、「挽肉(ひきにく)のグリーンカレー」、ガパオライス、牛肉やエビなど全3種類のフォー(以上1,000円)などを用意する。

 休業前から人気メニューだった揚げたネギオイルをかけた「焼きブロッコリー」(780円)や、バイマクルーなどタイで主流のハーブを使う「トムヤム麻婆(マーボー)豆腐」(650円)は再開後も提供を続ける。「大山鶏のよだれどり」(1,050円)はレシピをアレンジし、さんしょうだれと薬味をのせた辛口、リンゴとニンニクを使ったたれをかける甘口の2種類を用意する。

 ドリンクメニューは生ビール(600円)を新たに導入し、「シンハー」など4種類の瓶ビール(各730円)、ワイン(グラス=530円)、「タイティーミルク」「チャイミルク」(以上580円)、季節の果物を漬け込んだ「自家製フルーツビネガー」(630円~)、ジャスミン茶、パッションソーダ(以上420円)などをそろえる。

 「丁寧に、一つ一つの仕事を大切にやっていきたい。今後はボトルワインなどアルコールドリンクの拡充も考えている」と冨部さん。「当店の料理は、創作エスニックならではの食べやすさが特徴。パクチーの量や辛さも好みに対応する。武蔵小山で遅い時間でもしっかり食事を楽しめる場になれたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~23時。月曜・火曜定休。

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