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武蔵小山にカフェ「ネイバーフッドストーリー」 伊料理店で木曜のみ営業

店長の早川侑さん

店長の早川侑さん

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 カフェ「Neighborhood Story Cafe(ネイバーフッドストーリーカフェ)」(品川区小山3、TEL 03-6712-2202)が武蔵小山西口商店街にオープンして1カ月がたった。

「ネイバーフッドストーリーカフェ」営業時の店内

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 店舗面積は約7坪、席数は10席。イタリア料理店「PALERMO PLUS(パレルモ プラス)」の店舗を借り受け同店の店休日に営業する。

 店長の早川侑さんは、移動式の青果店などを経営しながら、「活気あふれるお店の店主」へのインタビューサイト「Neighborhood Story」を運営。今後は独立して自分の店を持つことが目標という。

 開店のきっかけは、武蔵小山のナポリピザ店「La TRIPLETTA(ラ トリプレッタ)」(同)店主である太田賢二さんの提案。早川さんが太田さんをインタビューした際、太田さんが運営する「PALERMO PLUS」でカフェを運営しないかと誘われた。早川さんは「スペシャルティコーヒー専門店でバリスタとして働いていたことがある。いつかは自分のカフェを開きたいと考えていたので、チャンスを生かす決断をした」と話す。

 メニューは、エスプレッソ(250円)、コーヒー(500円)、カフェラテ、ラテマキアート、カフェモカ(以上550円)など。コーヒー豆は早川さんが焙煎(ばいせん)する。早川さんは「コーヒーもカフェラテも、重要なのはエスプレッソ。当店では、浅いりか中いりの豆を苦みを抑えて抽出し、果実の風味を出している」と話す。

 カクテル「ホットイタリアーノ」(600円)のほか、神奈川県のマイクロブルワリーが醸造する「ヨロッコビール」(1,000円)も用意する。ヨロッコビールは早川さんが自身のインタビューサイトで醸造家を取材した縁で提供が決まったという。

 プリン、ガトーショコラ(以上550円)、シフォンケーキ(450円)も提供。現在は3品のみだが、今後はレモンケーキやパウンドケーキなど、菓子のレパートリーを増やす予定。

 「現在の客層はPALERMO PLUSの常連さんが中心。営業は夕方までのため、今後は幅広い年代の主婦層にアピールできるよう取り組みたい」と早川さん。「武蔵小山は個人店が多く、温かみのある人が集まる印象。のんびり過ごせる場所を提供できれば」と意気込む。

 営業時間は12時~17時。木曜のみ営業。テイクアウトに対応する。

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