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武蔵小山にジェラート店「チャオ」 16種の味を用意、大森のイタリアン系列店

店主の橋本定男さん(右から2人目)とスタッフら

店主の橋本定男さん(右から2人目)とスタッフら

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 ジェラート店「Gelateria italiana Ciao(ジェラテリア イタリアーナ チャオ)」(品川区小山3)が8月1日、武蔵小山駅近くにオープンした。

「Gelateria italiana Ciao」外観

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 同店は大森にあるイタリアン「Osteria Italianita(オステリア イタリアニタ)」(大田区大森1)とカフェ「Paese Mio(パエーゼ ミオ)」(山王1)の系列店。「こくぼのおこめ 武蔵小山店」跡を改装して利用する。店内には、店主の橋本定男さんが自ら集めたり友人からもらったりしたシチリアの陶器を飾る。店舗面積は11坪。席数はベンチ=6席。4人ほどが利用できるスタンディングのカウンターも備える。

 橋本さんは大森出身・在住で、「Osteria Italianita」の2代目。イタリアンのシェフとして約25年の経歴を持ち、昔からジェラートを作っていたという。開店経緯について、「イタリアで修業していた際、エスプレッソやジェラートなど息抜きの食文化が充実していると思った。コロナ禍で閉塞(へいそく)感を感じ、ジェラートを買って食べることが気軽な息抜きの機会になればと考えた」と話す。エリアについては「武蔵小山の高校に通っていた。楽しい思い出がたくさんある地域なので、恩返しができれば」とも。

 ジェラートは16種類ほどをそろえる。「ミルク」「シチリアレモン」「コーヒー」、子ども向けにまろやかな味わいにした「こどもコーヒー」(以上シングル=500円)、「マンゴー」「ゴルゴンゾーラバナナ」、ヨモギのハーブであるエストラゴンを使った「パイナップルエストラゴン」(以上シングル=600円)、「ピスタチオ」「トリュフ」(以上シングル=700円)など。季節によって、ラインアップのいくつかを入れ替える。提供はカップのみ。味を決めた後に券売機で食券を購入する。

 「アレルギーを確認した上で、購入したジェラートにおまけで一口ジェラートを添えている。普段はなかなか選ばない味を楽しんでもらえたら」と橋本さん。「息抜きの場として、スタッフとお客さんのちょっとしたコミュニケーションを大切にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は12時~20時。

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