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大森にラーメン店「麺や ぱんだ」 店主の娘が命名、妻が看板のパンダを作画

店主の森勇貴さん

店主の森勇貴さん

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 ラーメン店「麺や ぱんだ」(品川区南大井6、TEL 03-6423-0076)が大森駅東口エリアにオープンして2カ月がたった。

「麺や ぱんだ」看板

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 誰でも入りやすく親しみを感じてもらえるように、すし店跡の内装を白色ベースにまとめ、のれんの文字はポップな書体をセレクト。店主の森勇貴さんの娘が店名を付け、妻が看板にパンダの絵を描いたという。店舗面積は約10坪。席数はカウンター=10席。

 森さんは、学生時代から飲食店での勤務経験を積んだ後、飲食チェーン店を運営する大庄(大田区)に入社。フランチャイズの居酒屋「とり家ゑび寿(えびす)」の立ち上げに携わり、全国各地の同フランチャイズ店を回って調理や経営を学んだという。退職後も、同フランチャイズ店を4店舗経営。その後、オリジナルの店を持ちたいと考え、池上駅近くにあったラーメン店「麺家 彩華」(大田区)でラーメン作りのノウハウを教わり、独立出店にこぎ着けた。

 ラーメンの麺には小麦粉「信濃大地」を使用し、店内で製麺する。スープには「大山どり」の鶏ガラと、国産のさば節、煮干しを使う。

 メニューは「らぁ麺 醤油(しょうゆ)」「らぁ麺 塩」(以上850円)、「らぁ麺 担々(ピリ辛)」「ざるつけ麺 醤油」「ざるつけ麺 塩(ピリ辛)」(以上900円)、「ざるつけ麺 担々(ピリ辛)」(950円)、「特製らぁ麺 醤油」「特製らぁ麺 塩」(1,200円)、「特製らぁ麺 担々(ピリ辛)」「特製ざるつけ麺 醤油」「特製ざるつけ麺 塩(ピリ辛)」(1,250円)、「特製ざるつけ麺 担々(ピリ辛)」(1,300円)。麺の量は、並盛り、中盛り、大盛りを同一料金で選べる。つけ麺のスープは、温め直しやスープ割りも可能。

 そのほか、海鮮食材を使った和食を中心としたつまみメニューや、それらを組み合わせたコースメニュー(料理のみ=3,000円、飲み放題付き=5,000円)も用意する。メニュー外の料理も相談に応じるという。

 「今後は、2店舗、3店舗と展開していき、仲間を増やして店を大きくしていきたい。その分店員にも還元し、お客さんと店員どちらにも喜んでもらえるような店作りをするつもり」と森さん。「『麺家 彩華』の味を受け継ぎつつ、自身の経験を生かして和食のメニューも提供していく。ラーメン店ではあるが、居酒屋としても使ってもらえれば」とほほ笑む。

 営業時間は11時~15時、17時~20時(土曜は昼のみ)。日曜定休。

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