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武蔵小山・平塚橋近くに「スペイン食堂 石井」 旗の台から移転、広さ2.5倍に

オーナーシェフの石井浩さん(右)と妻の紀子さん

オーナーシェフの石井浩さん(右)と妻の紀子さん

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 「スペイン食堂 石井」(品川区荏原2、TEL 03-3784-7336)が武蔵小山に移転オープンして1カ月がたった。

「スペイン食堂 石井」外観

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 2007(平成19)年に旗の台でオープンした同店。物件の建て替え工事で今年3月に一時閉店し、7月に武蔵小山商店街パルムの南口近くに移転した。

 「さいとう珈琲(コーヒー)」跡を改修して利用する。店舗面積は26坪。席数はカウンター=6席、テーブル=28席。

 同店オーナーシェフの石井浩さんは「前の店舗は10坪だったので、すぐ満席になってお客さんをお断りしてしまうことがよくあり、もったいなさを感じていた。移転するなら新店舗は倍の広さにしようと探していたところ、ちょうど良い物件を見つけた」と話す。

 フードメニューは、魚介やイカ墨など1人前から注文可能なパエリア(2,100円~)や、みじん切りにしたニンニクとチョリソーをマッシュルームに詰めて蒸し焼きにする「長谷川さんのこだわりマッシュルームの鉄板焼き」(1,200円)、スペイン風肉だんご「アルボンディガス」(1,300円)、「ホワイトアスパラガスのグラタン」(1,000円)、「平飼い富士の玉子のスペインオムレツ」(750円)、「ヒコイワシの酢漬け」(900円)などを提供する。

 テイクアウトメニューは「自家製天然酵母パン」(1個=1,500円、ハーフ=750円)や「バスクチーズケーキ」(ホール=850円)を販売する。「コロナ禍でテイクアウトにも力を入れるようになった。厨房(ちゅうぼう)が広くなったので、ミキサーやコンベクションオーブンなどの設備を導入し、以前から人気のあったパンやチーズケーキの販売を拡充していきたい」と石井さん。

 ドリンクメニューは、スペインのビール「アルハンブラ・エスペシャル」(850円)や、ワイン、サングリア(以上グラス=650円)、「オルホ」や「コアントロー」などの食後酒(700円)、ソフトドリンク(500円~)などをそろえる。

 移転オープン後の反響について「店がかなり広くなって不安もあったが、連日たくさんのお客さんに来店いただき、愛されているんだなと思った」と石井さん。「今後は人を育て、技術や店の味を広めていくことも考えていきたい」とも。

 営業時間は、11時30分~13時30分、17時30分~21時。月曜・水曜はランチ営業なし。土曜・日曜のディナーは17時から。火曜定休。

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