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品川・港南に「SUSHI BANYA KAI」  大東企業のすし職人養成店、限定ランチも

「板前オープンスクール」を統括する廣瀬進さん

「板前オープンスクール」を統括する廣瀬進さん

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 「SUSHI BANYA KAI(スシ・バンヤ・カイ)SHINAGAWA」(港区港南2)が9月4日、品川駅港南口の品川グランドセントラルタワー1階にオープンした。経営は銀座エリアを中心にすし店や和食店を展開する大東企業(千代田区)。

「SUSHI BANYA KAI 品川店」カウンター席

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 「個室割烹(かっぽう) 寿司(すし)北大路 品川店」の業態変更。店舗面積は83坪。席数はカウンター=10席、個室=13室90席。

 同店は、働きながらすし職人や和食の料理人としての技術を学べる「板前オープンスクール」のすし職人育成店舗。年齢や職歴を問わず応募ができるスクールとして2022年11月に開講したところ、受講希望が多く集まったため、今年1月銀座にオープンした「GINZA SUSHI BANYA KAI」に次ぐ2号店として開店した。

 スクールを統括する廣瀬進さんは「すし職人の厳しい修業のイメージを払拭したい。板長をはじめ、ベテランスタッフがマンツーマンで育成する。飲食業界は人手不足に悩まされているが、門戸を広げたことで異業種からの転職者も多く、新卒のスクール生もいる」と話す。スクール生は調理を教わるだけでなく、ホールやレジ会計などの接客技術も実践しながら学ぶ。

 一定のレベルに達したスクール生がカウンターですしを握る。看板メニューは品川店限定の「板前スクールランチ」(4,840円)で、握りすしのほか、イクラとマグロのかき身を盛った「KAI丼」、茶わん蒸し、汁物など全16品。夜は全21品の「おまかせコース」(8,470円)を提供する。追加料金(昼=500円、夜=1,000円)で個室の利用も可能。

 ドリンクメニューは、生ビール「アサヒスーパードライ」(800円)、ハイボール(650円)、季節の日本酒(1,500円)、ワイン(1,000円)、アイス緑茶、黒ウーロン茶、ジンジャーエール(以上500円)など。

 廣瀬さんは「立地的にビジネス会食の利用が多いが、近隣に住むお客さまにも気軽に来てもらえたらうれしい。職人を応援する気持ちで親しんでもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は昼=11時30分~14時30分、夜=17時~22時30分。

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