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大崎に「アムシュティーハウス」 大阪から東京初進出、紅茶文化の拠点に

「amsu tea house TOKYO」入り口

「amsu tea house TOKYO」入り口

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 紅茶専門店「amsu tea house TOKYO(アムシュティーハウス東京)」(品川区北品川5、TEL 03-6432-5638)が、大崎ブライトタワー1階にプレオープンして1カ月がたった。経営は、紅茶の輸入や製造加工販売を手がけるビッグメイク(大阪市)。

「amsu tea house TOKYO」外観

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 大阪市東住吉区の紅茶専門店「amsu tea house」に次ぐ2号店で、東京初出店。フランス料理店跡を全面改装して利用する。店舗面積は35坪。席数はカウンター席、テーブル席、ソファ席の計34席。

 内装は海外のホテルのラウンジをイメージし、顧客との商談スペースに使える高級感と重厚感を意識したという。窓際のソファとクッションは海外からの輸入品。シャンデリアは特注し、シャンデリアの傘にはクッションと同じ素材とデザインを用いる。

 同社東京事業本部長の杉本隆久さんは、ティーハウスの立ち上げについて「当社は紅茶の輸入と、高級レストランやホテルなどへの卸業がメイン。一般の消費者に向けてブランドの知名度を広げようと、3年ほど前から計画していた」と話す。大崎に出店した理由は「カフェのコンセプトは、時間を気にせずにゆったりとくつろげる空間で紅茶を楽しんでもらうこと。都会の雑踏に店を構えるよりも、街に歴史があり、坪数の広いぴったりの物件だった。山手線沿線なら東京近郊から来店してもらいやすい」とも。

 定番のティーメニューは、約80種類の中から店員お薦めの紅茶を少しずつ楽しむ「トップアップティー」(1,500円)。「トップアップとはつぎ足しという意味。飲みきったら店員がつぎに来るので、何杯もお代わりするお客さまもいる」と杉本さん。

 そのほか、「ホットティー(ティーポット)」(1,100円)、「アイスティー」(1,150円)、「ロイヤルミルクティー」(1,350円)、「ティーソーダ」(1,250円)、「スパイスチャイ」(1,450円)などを用意する。同店オリジナルのロイヤルミルクティーアイスをトッピングし、生クリームを添えた「フラッペティー」(1,450円)も。

 フードメニューは、18種類のスパイスを使った「グリル野菜のスパイスカレーセット」(2,100円)や、スコーン2種とティーアフォガードを添えた「スコーンセット」(セット=1,900円、単品=1,200円)、「紅茶屋さんのサンドイッチセット」(2,200円)を用意する。セットのドリンクは、ホットティー、水出しアイスティー、アイスロイヤルミルクティーから選ぶ。

 レジ横のスペースでは、紅茶缶、ティーセット、小物類を並べる。紅茶缶は「プレミアムキャニスター」(ティーバッグ15個=2,700円、リーフ50グラム=1,998円)、紅茶20種類を入れた「アムシュティーコレクション」(3,780円)。そのほか、「ティーバッグ」(5個=486円、20個=1,512円)、紅茶缶6つが1つの箱に入った「アフタヌーンティーセレクション」(1万2,960円)、洋食器ブランドのノリタケで製造した「アムシュ カップ&ソーサー」(4,180円)、「アムシュ ティーポット」(R=5,280円、L=6,380円)など。

 「今後は、カカオチョコレートの新事業を始める見通し。東京店はアフタヌーンティーやチョコレート菓子などのスイーツメニューを増やしていく」と杉本さん。「紅茶のおいしさを伝えられる店にしていきたい」とほほ笑む。

 プレオープン中の営業時間は11時~19時。

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