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けいなかに居酒屋「田町にセンバネ」 郷土料理メイン、伊万里焼の食器使う

「田町にセンバネ」店長の清水麻比呂さん

「田町にセンバネ」店長の清水麻比呂さん

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 居酒屋「田町にセンバネ」(港区芝5、TEL 03-6665-8175)が、慶応仲通り商店街(けいなか)にオープンして2カ月がたった。経営は飲食事業を手がけるs-emotion(エスエモーション、渋谷区)。

「田町にセンバネ」店内

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 パチンコ店跡を改装して利用する。店内はコンクリート打ちっぱなし風の壁や欄間を使った照明などで、モダンな古民家の雰囲気を演出したという。店舗面積は約30坪。席数は70席。個室・半個室を合わせて8室設ける。

 店名は、「~しないとね」という意味を持つ九州や新潟の方言に由来する。開店の経緯について、店長の清水麻比呂さんは「品川区が地元で、田町にもゆかりがある。エリアで探していたところ、広めの1階という理想的な物件が見つかり出店に至った」と話す。

 日本各地の郷土料理をアレンジしたメニューや創作料理を中心に提供する。サトイモやきのこ、野菜を薄味で煮てとろみを付けた新潟の料理「のっぺ」(528円)や、魚をしょうゆやみりんであえた大分の料理「りゅうきゅう」(792円)、鶏肉と野菜を特製のたれで炒めた岐阜の料理「鶏(けい)ちゃん」をアレンジした「鶏ちゃんホイル焼き」(858円)など。

 このほか、「生ピーマンの生肉詰め」(385円)、「染み×2大根の唐揚げ」(682円)、「レンゲ鮨(すし) 5種盛り」(1,078円)、「肉刺し三種盛り」(1,408円)、ポテトサラダを高く盛り付けた「センバネ特製のポテサラヒルズ」(792円)なども用意する。料理の多くは伊万里焼の食器で提供する。「カラフルな食器で、味だけでなく目で見ても楽しんでほしい」と清水さん。

 ドリンクメニューは、「スーパードライ」(605円)、ハイボール(528円)、ウーロンハイ(495円)、「椿茶ハイ」(550円)、ジャスミン焼酎のジャスミン茶割り「JJ」(528円)、新潟の地酒「麒麟山」のレモンとソーダ割り「でんから」(660円)など。そのほか、カクテル、果実酒、焼酎、日本酒、ソフトドリンクをそろえる。

 「店名や店構え、看板からは何のお店なのか分かりづらいといった声もあるが、料理に重きを置いた居酒屋として、地域に愛される店にしていけたら」と清水さん。「今後は、例えば新潟料理特集のように、地域ごとの料理フェアも開催していきたい」と話す。

 営業時間は、平日・祝前日=16時30分~23時45分、土曜・日曜・祝日=15時30分~23時(土曜は23時45分まで)。

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