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しながわ中央公園で盆踊りイベント初開催へ 「大井町音頭」の事前練習会も

右から、「大井町音頭」を制作した庄司みずきさん、大井一丁目権現町会役員の平井宏周さん、庄司さんの娘のあやめちゃん

右から、「大井町音頭」を制作した庄司みずきさん、大井一丁目権現町会役員の平井宏周さん、庄司さんの娘のあやめちゃん

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 盆踊りイベント「盆踊(ぼんど)~しながわ中央公園ヘリポート広場 2024 絆編~」が6月15日、しながわ中央公園の多目的広場(品川区西品川28)で初開催される。主催は大井一丁目権現町会。

会場のしながわ中央公園多目的広場(ヘリポート)

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 開催の経緯について、大井一丁目権現町会役員の平井宏周さんは「盆踊りというと『炭坑節』のような民謡で大人が踊るイメージだったが、最近は子ども向けの曲を取り入れ、幅広い世代が楽しむようになっている。当町会でも地域交流のために盆踊りをやりたいと考えた」と話す。これまで地域イベント「ごんげん市」や、大井蔵王権現神社の例大祭などで「大井町音頭」を披露し、浸透を図ってきた。

 同イベントのメインテーマ「大井町音頭」を作詞作曲したのは、ハードポップユニット「A for-Real(エイフォーリアル)」ボーカルの庄司みずきさん。振り付けは、区内で盆踊りサークル「晴盆(はれぼん)」を主催する加藤晴美さんが担当した。庄司さんは「ポップな曲調に合わせて、かわいらしい振り付けを取り入れてもらった。歌詞には『どんたく通り』や『権現神社』など、大井町エリアの地名をちりばめている」と話す。

 盆踊りの第1部は15時40分、第2部は17時から。「大井町音頭」のほか、「品川音頭」や「大井どんたく音頭」「エビカニクス音頭」などで踊る。12日には荏原第五地域センターで盆踊りの事前練習会を開く(19時30分~、参加無料)。イベント当日もその場で振り付けをレクチャーする。

 イベント会場では、「さかえや」(旗の台5)や「ちりばり」(西五反田7)、「磯平」(大井1)など、近隣エリアの飲食店が屋台を出店する。そのほか、品川区のアーティストや団体によるステージパフォーマンスや、デコレーショントラック愛好家が集まる「全国哥麿(うたまろ)会」によるデコトラの展示などを行う。

 「半年以上かけてようやく実現したので、多くの方に来てもらえたら。うまくいったら、ほかの町会とも合同で盆踊りイベントを企画したい」と平井さん。庄司さんは「盆踊りを通じて、大井町は楽しい街だと地域の皆さんに感じてもらえたらうれしい」と笑顔を見せる。

 開催時間は11時30分~18時。

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