ラーメン店「和市 大崎店」(品川区大崎1)が6月19日、大崎駅近くにオープンした。
複合施設「ゲートシティ大崎」(同)向かいのビル1階で、スケルトンのテナントを工事。足を地面に着けて落ち着いて食べられるよう、床を高くして低めのカウンターを設置した。店舗面積は7.5坪。席数はカウンター=8席。
2021年に開店した新橋店に次ぐ2号店。開店の経緯について、店主の村治亮介さんは「新橋店が4年目を迎えて『和市』の認知が広がってきたのを感じたので、2号店を開くことにした。新橋のように、ランチ需要が高いビジネス街に出したいと考え、大崎エリアを選んだ」と話す。
村治さんの出身地、新潟県のご当地ラーメン「燕(つばめ)三条背脂ラーメン」を提供する。煮干しのだしを使って仕上げたしょうゆベースのスープに、豚の背脂をのせるのが特徴。「パンチのある背脂と、あっさりとしたスープのマリアージュが味わえる」と村治さん。
ラーメンのメニューは「背脂煮干(しょうゆ・塩)」「あっさり煮干(しょうゆ)」「つけ麺」「背脂まぜそば」(以上950円)。スープは瀬戸内海産の煮干しと国産の背脂を使い、ランチでも気兼ねなく食べられるようニンニクを入れない。麺の大盛りは100円増し。
トッピングは「味玉」「岩のり」(以上150円)、玉ネギ、メンマ(以上100円)、チャーシュー(250円)などをそろえる。
そのほか、新潟県産のコシヒカリを使った「たまごかけごはん」(250円)、「ねぎ豚ごはん」(350円)なども用意する。
村治さんは「近辺で働くオフィスワーカーをはじめ、リピーターが増えてきた。大崎で長く愛されるラーメン店になれたら」とほほ笑む。
営業時間は11時~20時(7月中旬までは11時~16時)。日曜定休。