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大崎に「麺屋ちさと」 浅草の「らーめん弁慶」創業者の孫が兄弟で出店

「麺屋ちさと」副社長の千里祥太さん(左)と商品開発部長の千里洸太さん

「麺屋ちさと」副社長の千里祥太さん(左)と商品開発部長の千里洸太さん

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 ラーメン店「麺屋ちさと」(品川区大崎1、TEL 050-1720-5461)が5月4日、大崎駅新東口エリアにオープンした。運営はフュートライズ(港区)。

「麺屋ちさと」外観

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 居酒屋跡を改装して利用する。店舗面積は約8坪。席数はカウンター=9席。内装はグレーや黒、白を基調に配色し、暖色のライトを当ててバーのような雰囲気を演出する。

 同社商品開発部長の千里洸太さんは、祖父が創業した「らーめん弁慶」の浅草本店や新小岩店などでラーメンやチャーハン作りの腕を磨いたという。同社副社長で洸太さんの兄の祥太さんは、前職で培ったITやマーケティングの知識で経営を担う。大崎にオープンした経緯について、祥太さんは「大崎は人口が多く、会社員から家族連れまで幅広い世代に食べてもらえると考えた。ラーメン店が少ない点も選んだ理由」と話す。

 ラーメンは、鹿児島産の鶏の骨などを煮込んだ「ボーンブロススープ」を使った「かけラーメン」(850円)や「クリアラーメン」(1,100円)、「特製クリアラーメン」(1,350円)と、特製のみそだれと豚骨をブレンドした「濃厚味噌(みそ)ラーメン」(1,300円)を提供する。洸太さんは「クリアラーメンは透き通ったスープを追求し、鶏油(チーユ)の臭みを抑え、鶏の香りを立たせることで食べやすく仕上げている。濃厚味噌ラーメンは大粒の背脂を入れて、ガツンとした満足感のある味わいが特徴。麺は北海道産の小麦を使い、スープに合わせて細麺と太麺を用意している」と話す。

 現在、限定メニューとして「味噌クリームまぜそば」(1,200円)を提供する。「月に2、3回は限定メニューを出していく」と祥太さん。このほか、特製だれが味の決め手というチャーハンや、「炙(あぶ)りチャーシュー丼」(以上450円)、「自家製カレー」(900円)なども用意する。

 洸太さんは「素材は全て国産にこだわり、クリアラーメンは子どもや女性、高齢の方でも食べやすいように研究を重ねた。幅広い世代においしいラーメンを味わってもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~14時30分、17時30分~21時。

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