謎解きイベント「店の聲(こえ)」が8月10日、五反田・大崎エリアで開催される。主催は立正大学(大崎4)経営学部近藤ゼミナールB班。
同ゼミは、ゼミ生が班ごとにプロジェクトを立ち上げ、調査やフィールドワーク、イベントを実行し、その結果を秋と冬のプレゼン大会で発表する。
B班が企画した今回のイベントは、五反田・大崎周辺を歩いて回り、謎解きキットを使って謎を解いていく内容。セレクトショップ「surf」(大崎5)と「YELL」(東五反田1)、焼き肉店「大阪焼肉・ホルモン ふたご 五反田東口店」(東五反田1)の3店舗の協力を得て、各店舗ならではの謎を仕掛ける。
企画の経緯について、同班の田村直也さんは「昨年、自分を含めた一部メンバーが、小学生を対象に防災・防犯の要素を掛け合わせた謎解きイベントを企画した。とても好評だったので、今年も謎解きイベントを行おうと考えた」と話す。
「リサーチのために参加した街歩き系の謎解きでは、地域の店が協力していたとしても、外観だけ見てただ謎を解くような内容だった。せっかく店まで来ているのにそれはもったいないなと思い、自分たちの謎解きでは店内に入って、実際に商品を見て回りながら謎を解くことで、自然とその店の魅力について学べるような仕組みにした」と田村さん。店内に入って解く謎のほか、移動途中の公園などにも謎を仕掛けるという。
大人をメインターゲットにした全年齢向けの内容で、1人でも複数人でも参加可。謎解きの大部分は同班で作り、難易度調整のために、オリジナル謎解きイベントの開発・実施を手がけるチーム「KAGENAZO(カゲナゾ)」所属クリエーターのかげたろーさんに監修を依頼した。
同班の渡邉陸斗さんは「謎解きを通して、自分が住んだり通ったりしている地域にこんな店があることを知ってほしい。このイベントが、地域についてより興味を持ってもらうきっかけになればうれしい」と話す。
開催時間は9時~12時(予定)。参加費は1人1,500円。小学生以下は要保護者同伴。同班インスタグラムに記載のQRコードから申し込む。