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「御殿山さくらまつり2025」開催へ 足湯の設置やシャボン玉ショーも

「御殿山さくらまつり2023」の様子(写真提供=森トラスト)

「御殿山さくらまつり2023」の様子(写真提供=森トラスト)

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 「御殿山さくらまつり2025」が3月29日、御殿山トラストシティ(品川区北品川4)で始まる。先行して桜のライトアップが3月17日にスタートする。主催は森トラスト(港区)。

「しゃぼん玉ショー」イメージ(写真提供=森トラスト)

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 御殿山は、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗が庶民の花見文化を奨励するために数多くの桜を植えたことから、花見スポットの中心地として栄えてきたという。同祭りはその歴史と文化を伝えるため、2015(平成27)年に初開催。御殿山トラストシティの2000坪の敷地に11種類71本の桜が並び、ファミリー層を中心に例年2万~3万人の人出でにぎわうという。

 今年は8回目の開催で、コンセプトに「~桜と共に紡がれる、江戸時代から続く歴史の地~」を掲げる。桜のライトアップ以外の各種イベントは、3月29日、30日、4月5日、6日の4日間に行う。

 初の試みとして、足湯に入りながら花見ができる「御殿山花見の湯」を設置する。足湯は1つ当たり4人まで入れる設計で、最大2つ設置予定。混雑時は入れ替え制や整理券配布制を取る可能性も。利用無料。

 シャボン玉パフォーマーによる「しゃぼん玉ショー」と、バブルマシンでシャボン玉を飛ばし、桜と春がすみをイメージした風景を作り出す「しゃぼん玉アワー」を行う。「しゃぼん玉ショー」は、昼の回(12時30分~)と夜の回(18時15分~)の1日2回。昼の回では子どもが参加できるシャボン玉飛ばし体験、夜の回では「イルミネーションバブル」を披露する。「しゃぼん玉アワー」は13時~18時。

 吉宗の故郷、紀州(和歌山県)の13蔵が造った日本酒やフルーツジュースを試飲提供・販売する「花見酒・花見ドリンク」を行う。試飲会の参加者にはロカボナッツを進呈する。

 江戸時代の宝くじ「富くじ」を模した「御八つ富くじ」は、景品に御殿山や品川、紀州の「御八つ」などを用意する。特賞は、「東京マリオットホテル アフタヌーンティーチケット」と「わかやま紀州館お買物券1万円分」。

 このほか、キッチンカー「御殿山食堂」を出店する。受付で配る近隣の地図やLINEのトーク機能を用いた「御殿山さくらクイズラリー」も開催予定。

 森トラスト広報・マーケティング部の籾井さんは「近年、桜の開花時期は変動しており、予測が難しくなっている。昨年に比べて開催期間を約1週間延ばしたので、より多くの人に楽しんでもらえるのでは」と期待を寄せる。「桜のライトアップは、これまで以上に幻想的な雰囲気を楽しめるよう、薄いピンク色にライトを変えた。今年から花見らしいBGMも流す予定」とも。

 ライトアップは17時~22時。入場無料。4月6日まで。例年、御殿山の桜は3月中旬から4月上旬に見頃を迎えるという。

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