武蔵小山に「朝から飲める」立ち飲み店-カリスママスターが開業指南

8月20日オープンの「立ち飲み 晩杯屋」。店長の土肥さんは元システムエンジニアで「未経験の飲食業界に気付いたら飛び込んでいた」と話す。

8月20日オープンの「立ち飲み 晩杯屋」。店長の土肥さんは元システムエンジニアで「未経験の飲食業界に気付いたら飛び込んでいた」と話す。

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 武蔵小山駅東口に8月20日、「立ち飲み 晩杯屋(バンパイヤ)」(品川区小山3、TEL 03-3785-7635)がオープンした。

ドリンク1杯と料理4点を注文しても1000円未満の低価格が特徴の「立ち飲み 晩杯屋」

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 朝から飲める立ち飲みスタイルの同店は、「安く、気軽に、財布を気にせず飲んでもらう」がコンセプト。オーナーの金子源さんは「武蔵小山は魚を扱った居酒屋が少ない。毎朝、築地市場でその日の良い素材を安く仕入れることで低価格を実現できた」と話す。店舗面積は3坪。

 店長の土肥斗城也さんは、2ちゃんねるで単独スレが立つほど有名な赤羽の立ち飲み店「いこい」のカリスママスターの下で1カ月間の修行を経て出店。「あまり弟子を取らないマスターで、うちは正規として3店舗目」(土肥さん)という。

 メニューは、その日によって大トロ、中トロなど部位が変わるという「まぐろ」(200円)、「アジフライ」(150円)、「煮込み」(130円)、「なすみそ」(130円)、「野菜天」(130円)など約20種類をそろえる。

 ドリンクメニューは、人気のハイボールと電気ブランを合わせた「カミナリハイボール」(290円)、「ホッピー」(350円)、「トリハイ」(250円)、「日本酒」(190円)、「トマト割り」(290円)など約20種類。価格設定について土肥さんは「武蔵小山エリアでも屈指の安さ」と自信をみせる。客単価は800円。

 オープン後の反響について、土肥さんは「予想以上に良い。朝から行列ができて、中には1日に3~4回も来店したお客さんもいるほど」と話す。「落ち着いたら2階に8人ほどが入れる座敷を設ける予定。店名は晩杯屋(バンパイヤ)だが、昼間から飲みに来ていただけるとうれしい」とも。

 営業時間は8時~21時。

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