学ぶ・知る

JTB、天王洲アイル駅で福島県産野菜直売会-イチゴは完売

福島県いわき市産のミニトマト(1パック200円)、ブランドトマト「親バカトマト」などが人気

福島県いわき市産のミニトマト(1パック200円)、ブランドトマト「親バカトマト」などが人気

  • 0

  •  

 JTB(品川区東品川2)は東京モノレール天王洲アイル駅で4月27日、風評被害を受けている福島県の野菜直売会「がんばっぺ!福島」を行われた。

東京モノレール天王洲アイル駅で行われた販売会の様子

[広告]

 同社有志「がんばっぺ!福島」応援隊が企画し、天王洲アイル駅とJTBトラベルゲート有楽町内(千代田区)の2カ所で実施。観光客誘致で福島県と密接な関係にあることから、今回の直売会実施に至った。

 販売する商品は、ネギ、トマトキュウリ、ニラ、シイタケ、イチゴなど国と福島県の安全基準をクリアした野菜と果物10種類合計2トン。福島県いわき市産をメーンにそろえ、イチゴは27日12時ころには完売するなど売れ行きも好調だった。価格は、トマト2L=2個200円、ミニトマト=1パック200円、キュウリ=(少し曲がったもの)4本100円、ネギ=100円など。すべてJTBが買い取り、ほぼ原価で提供しているという。

 同社広報室の藤村幸志さんは「駅を利用するビジネスマンやOL、主婦の方に評判がいい。新鮮な野菜を安く提供していることもあるが、福島を応援してくれている方が多いのでは」と話す。

 「地震後、国内旅行はもちろん、海外旅行も自粛モードになっていたが現在は戻りつつある。GW直前の申し込みも徐々に増えており、国内は西、海外はヨーロッパやハワイが人気。被害を受けていない福島・山形や北東北ツアーなどを企画しているので、現地の活性化につながれば」とも。

 販売は28日も行う。時間は11時~19時(売り切れ次第終了)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース