青物横丁駅前の商店街一帯で1月14日、街路灯約80本が消灯した。
この取り組みは、青物横丁商店街が実施した防災訓練「しながわ地域防災ワークショップ」の一環。過去には消火栓の位置や危険地域の場所を把握するための街歩き、炊き出しの練習を兼ねた芋煮会、衛生講習などを行っている。今回は震災などの非常事態を体験するため、街の明かりが消えた状態を意図的につくり出した。
当日は、商店街が管理運営する街路灯約80本を消灯。商店街各店舗の明かりは点灯していたものの、通常時よりも薄暗い状態になった。警察や消防、ワークショップ参加者らのパトロールを実施し、けが人などは発生しなかったという。
地元に住む30代男性からは「店の明かりがあるせいか、そもそも街灯が消えているということに気付いていなかった。本当に真っ暗にならないと、あまり危機感がないかも…」という声も。
一連の活動を運営する「しながわ街づくり計画」(品川区八潮5)の佐藤亮太さんは「街路灯を消してみたものの、店の明かりで明るく、防災への意識付けは正直弱かったと思う。店の看板を1時間だけ消してもらうなど、次はもう一歩進んで考えていきたい」と話す。「一方で、住民の人に商店街が防災への取り組みを行っていると認知してもらえたのは大きい。継続が大切なので、今後も一人でも多くの人が参加できるような活動を展開していきたい」とも。