品川駅港南エリアの東京都中央卸売市場食肉市場（港区港南2）で10月19・20日、「東京食肉市場まつり2024」が開催される。主催は一般社団法人東京食肉市場協会。

昨年の様子。牛肉や豚肉、食肉加工品などの販売（写真提供＝スタジオアトム）

　同イベントは、国内産の牛肉・豚肉の消費拡大、市場の認知と役割の理解促進、ブランド牛のイメージ確立を目標に、年に一度だけ市場の敷地内を一般開放する。今年で43回目。公式発表によると、昨年の来場者数は2日間で1万6819人。

　同イベントでは毎年、来場者に推奨銘柄牛を無料で振る舞う。今年の推奨銘柄牛「仙台牛」は、宮城県で育てられた黒毛和種で、柔らかな肉質とあふれる肉汁が特徴だという。

　試食は仙台牛のしゃぶしゃぶ、もつ煮込みに加え、今年から豚肉しゃぶしゃぶを用意する。試食開始時間に、試食配布コーナーで数量限定の試食券を配る。試食開始時間は両日とも、仙台牛しゃぶしゃぶ、豚肉しゃぶしゃぶ＝10時～、もつ煮込み＝13時～。

　販売コーナーには、仙台牛や国内産の牛肉・豚肉、食肉加工品、宮城県の特産品、大田市場協会の野菜などが並ぶ。革製品の展示販売なども予定する。

　ステージイベントでは両日とも、品川区の伝統芸能「大井権現太鼓」のショーや肉にまつわる「クイズ ミート・ザQ」を行う。そのほか、19日は、お笑いコンビ「駆け抜けて軽トラ」による仙台牛PRや、仙台発祥の郷土芸能「すずめ踊り」を披露。20日は、仮面ライダーガヴのショーほか、気仙沼市出身の手品師、お笑いタレントのマギー審司さんによるマジックショーを開く。

　同協会事務長の星野亜矢子さんは「より多くの来場者の方に楽しんでもらうために、たくさんの企画を用意した。食べて、買って、楽しめるイベントなので、遊びに来てほしい」と来場を呼びかける。

　10時開場。閉場は、19日＝16時、20日＝15時。最終入場時刻は、各終了時間の30分前まで。入場無料。