モトローラ、「しながわ環境大賞」受賞-有志で昼休みに花壇を手入れ

2月14日に行われた「しながわ環境大賞」授賞式。表彰を受ける菅野さん。

2月14日に行われた「しながわ環境大賞」授賞式。表彰を受ける菅野さん。

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 品川区が環境保全に関する活動を表彰する「しながわ環境大賞」の授賞式が2月14日、大井町きゅりあん(品川区東大井5)で行われ、通信機器大手のモトローラ(品川区大崎2)が大賞を受賞した。

「モトグリーン」のメンバーが手入れを行っている大崎西口公園の花壇。

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 同賞は、品川区が環境保全の活動を行っている個人や団体に贈るもので、2006年にスタートした。昨年10月~11月に公募し、「地元への貢献、区民への啓発や影響力」などを基準に、区の選考委員会が決定。今年は23の団体などから応募があり、同社のほか、地域の環境保全活動に取り組んでいる「浅間台ダディズクラブ」と家族でエコ活動を実践している松本真理愛さんの3者が受賞した。

 モトローラは2006年から「グローバルサービスデー」を年1回制定し、勤務時間中に社員による近隣の清掃活動を行っている。同社は2007年10月、大崎駅西口にあるシンクパークタワービルに本社を移転。昨年10月、品川区に移転後初めて大崎駅周辺と林試の森公園(小山台2)の清掃活動を行った。社員の参加は自由で、本社からは約60人が参加したという。

 その後、環境安全衛生部の菅野崇洋さんと広報担当者が「1日で終わってしまうのではなく、継続的な活動を」と、社内有志で「モトグリーン」というグループを結成。昼休みに週3日、大崎西口公園の花壇の手入れを行っている。

 菅野さんは「今回の受賞は社内活動に積極的に参加してくれた社員のおかげでいただけた。毎日通勤している品川区に対して、継続して社会貢献を行っていきたい」と話す。

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