大井町に豚骨ベースのつけ麺店-48歳で出直し、修行7年の店長が切り盛り

大井町駅の中央口側、「アワーズイン阪急」と「つり具の上州屋」の間の道に入って徒歩5分ほどの場所にオープンした「らーめん・つけ麺処 仲々」。

大井町駅の中央口側、「アワーズイン阪急」と「つり具の上州屋」の間の道に入って徒歩5分ほどの場所にオープンした「らーめん・つけ麺処 仲々」。

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 大井町駅近くに7月2日、ラーメン店「らーめん・つけ麺処 仲々」(品川区大井1、TEL 03-3778-2911)がオープンした。

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 店舗面積は13坪で、席数は18席。同店は、町屋にある「麺処 雄山」(荒川区)を経営している西原雄二さんが手がける2店舗目。看板メニューはつけ麺で、ラーメン好きの間では有名な製麺所「浅草開花楼(かいかろう)」の麺を使用している。

 主なメニューは「つけめん」(700円)、「特製つけめん(味玉子+チャーシュー)」(900円)、「らーめん」(650円)、「特製らーめん(味玉子+チャーシュー)」(850円)、「ギョーザ 6個入り」(300円)など。店長の小平尚男さんは「スープは東京の豚骨ベースに魚介類を隠し味として使用しあっさり系でクリーミーなのが特徴。チンタン系と豚骨系の中間で、老若男女問わず幅広く食べられる」と話す。

 小平さんは武蔵小山の生まれ。父親から引き継いだ町工場を約30年間経営していたが、バブル崩壊時に会社は倒産。48歳の時にゼロから出直そうとラーメン店の門をたたいた。その後約7年間の修行を経て同店オーナー西原さんとの縁で店を任されたという。

 今後の展望について、小平さんは「開店後間もないが、大井町を代表するような店にしていきたい。いずれ3号店を出店し、若い従業員にのれん分けをしていければ」と意気込む。店名の「仲々」とかけて「あそこのラーメンは『なかなかおいしい』と言っていただけるとうれしい」とも。

 営業時間は、月曜~土曜=11時30分~15時、18時~スープ終了まで。日曜定休。

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