京急品川駅3番ホームの特設会場で8月25日、秋田県をPRするイベント列車「京急あきたフェア号」の出発式が行われた。
京急電鉄、秋田県、JA全農あきたの3者はこの秋「京急あきたフェア」を開催。同フェアのメーンとなる10月3日~11月1日、京急百貨店や京急ストアなど同社グループ会社で「秋田」をテーマにした物産展や秋田県産食材を使用したレストランフェアを企画する。
これに先駆けて25日より、秋田県の観光、物産、あきたこまち、京急グループ各社の催事などを告知するため「京急あきたフェア号」の運行を開始。出発式には京急電鉄の石渡恒夫社長、佐竹敬久秋田県知事、秋田県議会の小田美恵子副議長、JA全農あきたの近藤保也県本部長が出席し、テープカットなどを行った。
石渡社長は「秋田県とはウィング高輪内にある秋田県のアンテナショップ『あきた美彩館』もあり親交が深い。『京急あきたフェア号』には25周年を迎える『あきたこまち』のラッピングを施し広告列車として毎日運行する。10月は収穫の季節なので、ぜひ京急グループ各店に足を運んでいただきたい」とあいさつ。
佐竹秋田県知事は「今年は天候が心配されたが、お盆過ぎから回復しているので秋の味覚を充分お届けできるのでは。比内地鶏、豚、牛と『トリプルステーキ』の自信作をそろえている。首都圏の皆さんに秋田県をまるごと楽しんでほしい」と意気込む。
出発式終了後は、ミスあきたこまち、「なまはげ」による「あきたこまち」のサンプリングが行われた。秋田発の人気キャラクター「スギッチ」も駆け付け、乗客との記念撮影に応じる姿も。
「京急あきたフェア」は11月1日まで。