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「目黒のさんま祭り」開催迫る-約6000匹のサンマを無料提供

来場者は焼き立てのさんまを楽しめる

来場者は焼き立てのさんまを楽しめる

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 目黒駅前商店街振興組合青年部(品川区上大崎2)は9月7日、「第19回 目黒のさんま祭り」を開催する。場所は目黒駅東口のりそな銀行前(品川区上大崎3)から目黒通りにかけての周辺一帯。

昨年の様子

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 同イベントは、「さんまは目黒にかぎる!」のオチでおなじみの古典落語「目黒のさんま」の舞台として、「目黒」と「さんま」のPRをきっかけにスタート。岩手県宮古市直送のサンマをその場で炭火焼きし、来場者に無料で振る舞う。今年は約6000匹を用意し、徳島県神山町産のすだちと栃木県那須塩原市直送の大根おろしを添える。

 昨年の来場者は約3万人。サンマを求める人が列をなし、上大崎3丁目地区をほぼ1周する様子が見られた。同イベント実行委員長の中崎政和さんは「10時の開始を前に多くの人が集まった。早い人では6時頃から並ぶ姿も」と振り返る。

 当日は、全4部の「目黒のさんま寄席」を開催。落語や漫談を無料で楽しめる。ほか「目黒のさんま放送局」(FMラジオ、周波数は88~89メガヘルツ)や「ユーストリーム」中継、「アートバルーンプレゼント&ジャグリング」などの屋外企画も。

 さらに、東日本大震災復興支援として、会場内の3カ所に募金箱を設置。「復興支援は今年で4年目。サンマを食べる皆さんの多くが100円以上の募金を入れてくれた。昨年は1日で約20万円の義援金が集まった」(中崎さん)。

 今年の意気込みについて、中崎さんは「秋の恒例イベントとして、多くの人々が参加してくれるようになった。とにかく事故がないように気を付けて、楽しんでいただければ」と話す。

 開催時間は10時~14時。

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