東京都中央卸売市場(港区港南2)で10月24日・25日、「東京市場まつり2015」が開催される。主催は一般社団法人東京食肉市場協会。
「ブランド和牛はおいしくて安心」のイメージ確立を目的に年に一度、市場を開放して行う同イベントは今年で34回目。
毎年「推奨銘柄牛」が設定されており、今年は「総称 山形牛」(以下、山形牛)が選ばれた。「寒暖差の激しい山形県内で長く飼育・育成された黒毛和牛で、肉質がきめ細かく、口どけのよさが特長」と同実行委員会事務局の土屋欽司さん。
無料試食会では、山形牛のしゃぶしゃぶのほか、モツ煮込みや銘柄豚のとんかつ・焼き肉を提供する。試食時間は両日共10時30分~(なくなり次第終了)。
食肉・食肉加工品販売コーナーでは山形牛をはじめ、国内産の牛肉・豚肉と食肉加工品を特別価格で販売する。大田市場協会の協力で山形県産の野菜とフルーツも並ぶ。
ステージイベントでは山形県内のゆるキャラが登場し、じゃんけん大会や撮影会などを行う。そのほか、民謡日本一に輝いた山形出身の歌手・朝倉さやさんのライブや、山形大学花笠サークル「四面楚歌(そか)」による花笠踊りが披露される。
土屋さんは「多くのお客さまに、普段は公開していない食肉市場に来場してほしい。今年は山形県の食や文化をたっぷりと楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時(25日は15時まで)。